増え続ける文房具……気づけば“ストック”だらけ
文房具に魅せられたのは、特にここ5年ほどのこと。
店頭で手に取ればときめき、SNSで見れば「これ欲しい!」と物欲のスイッチが入る。
気づけば、自宅のあちこちにマスキングテープや付箋、シール、ノート、ペンがあふれていました。
でも、本当に私が欲しかったのは、文房具そのものではないんです。
求めていたのは、文房具を使いこなした先にある生活。
お気に入りのアイテムに囲まれて、ノートを広げて思いを綴る。
そんな時間を持つことで、うまくいかない毎日を少しでも整えたい。
それこそが、私の願いでした。
けれど現実は、使いきれないままモノだけが増えていく日々。
今、私は“ストック過多”の自分と向き合っている最中です。
文房具は“循環”させてこそ意味がある
私が大切にしているのは、「循環」と「流れ」。
文房具は、ただ所有して満足するのではなく、日々の中で使ってこそ、本来の価値が発揮されると思っています。
たとえば、ふと思いついたアイデアはまずメモ用紙に走り書き。
後から手帳やノートに清書したら、元のメモ紙は潔く破棄。
これが私なりの“情報のフロー”です。
ペンも同様で、インクがなくなるまできちんと使い切ることを前提にしています。
お気に入りのボールペンを最後まで使いきると、思わず「やった」と嬉しくなる。
そんな小さな達成感も、日々を整える力になります。
ライフスタイルに合わせた文房具との付き合い方
現在、私は賃貸暮らし。
限られた空間では、モノが増えすぎると管理しきれなくなります。
でも、ライフスタイルが変わるように、文房具との関係性も変わって当然。
だからこそ、今の自分に必要な分だけを心地よく使うサイクルを大切にしたいと感じています。
“ストック”と“フロー”のバランスを意識する
文房具好きとして、「可愛い!」「便利そう!」とついつい買ってしまうのは、もう習性のようなもの。
でも気づけば、使い切るペースより買うペースのほうが早い状態に。
ノートが何冊も積み重なり、付箋やマステは「もったいなくて使えない」と引き出しに眠ったまま……。
でも、せっかく選んだお気に入りをただのコレクションで終わらせたくない。
だから、自分の暮らしにちゃんと“流す”こと。
文房具を活かす“循環”を意識することが大事だと感じています。
文房具は“自分をごきげんにする道具”
私にとって、文房具は「自分をご機嫌にする道具」でもあります。
気分が上がる色のペン、書き心地のいいノート、可愛いシールやマステ——
そんなアイテムに触れることで、気持ちがふっと軽くなったり、「よし、書こう」と前向きになれたり。
もちろん、「とっておき」を愛でる時間も大切です。
でも、しまい込んだままでは、せっかくの文房具が泣いてしまうような気がして……。
だから私は、今の生活に合った文房具を選び直し、実際に使うことで心を整えていきたいと思っています。
まとめ|文房具は“使ってこそ”。今日もノートをひらいて整える
- 文房具は「使ってこそ」意味がある
- 使い切ることを前提に、生活の中に“流れ”をつくる
- 増やしすぎず、循環する使い方を意識する
- ライフスタイルに合ったアイテム選びが大切
- 文房具は、気持ちを整える“ご機嫌取りツール”になる
この暮らしがずっと続くとは限らないけれど、今の私にとってちょうどいい文房具との距離感を模索しながら——
「持つ」より「使う」を大切に。
今日も、ノートをひらいて、書き始めます。
ここまで読んでくださって、ありがとうございます。
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