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ノートとペンで整う毎日:書く習慣がくれた心の変化

文具の余白

書くことに救われた日々。文房具との10年

「なんとなくモヤモヤする」「考えがまとまらない」「毎日が流れていくばかり」
そんな日々のなかで、私は“書くこと”に救われてきました。

気持ちを言葉にしてノートに書き出すと、不思議と心が落ち着く。
そんな経験を重ねていくうちに、書くための文房具にも興味が湧いてきたのです。

文房具との付き合いが深まって10年。
今では、ノートとペンは私の生活に欠かせない、大切な“心の整え道具”になっています。


文房具に興味を持ったきっかけは「記憶力の補助」

文房具に本格的に興味を持ち始めたのは、今から約10年前のこと。
きっかけは、「記憶力を補うために連用日記をつけたい」と思ったことでした。

日々の出来事や感じたことを、数行でも記録しておけば、数年後に見返したとき「こんなこともあったな」と思い出せるかもしれない。
そんな思いから、自家製連用日記とシャープペンシルを使って、毎日少しずつ書く習慣を始めました。


プレピー、ペリカーノ…偶然の出会いが“好き”を深めた

最初は手軽さを重視して、100円ショップのペンを使っていました。
その後、ふと気になって試したのが、万年筆の「プレピー」。
そのときは「ふつうに書ける」程度の感想でしたが、次に出会ったのがセール品の「ペリカーノジュニア」と「ハイエースネオ」。

これらの万年筆に出会ったことがきっかけで、インクや紙にも自然と興味が広がっていきました。
書くことそのものだけでなく、「どう書くか」「何で書くか」にも目が向き始めたのです。


文房具は“癒し”であり、“暮らしの味方”

文房具が趣味になってからは、ノート、手帳、万年筆、インク、マステ……と少しずつ愛用品が増えていきました。
でも、私にとって文具はコレクションではありません。
「使って楽しむ」がモットーです。

ノートに気持ちを吐き出すと、頭と心が整理される。
お気に入りの万年筆で書くと、それだけで気分が良くなる。
“好きな道具で好きなことをする”──それだけで、毎日が少しだけ整っていくのを感じています。

ちなみに、「ほんまに役に立ってんの?」と、家族からは冷静なツッコミが入ることもありますが(笑)。


流行に流されず、ゆっくり育てられる“私の時間”

文房具という趣味は、自分のペースでじっくり続けられるのが魅力です。
流行に乗る必要もなければ、結果を出す必要もない。
ただ、自分が心地よく、書く時間を楽しめればそれでいい。

ふとしたきっかけで始めた日記が、こんなふうに自分の生活を彩る存在になるなんて、10年前の私は想像もしていませんでした。

ノートとペンがくれた“書く習慣”という宝物に、今はただ、感謝しています。

ここまで読んでくださってありがとうございます。

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