ご縁が無かったスタンプを諦めるの巻|「買えなかった新商品」との向き合い方

生活の余白

ご縁がなかったスタンプと、私の小さな葛藤

とある100円ショップで、新しいデザインの文房具が発売されたと知り、期待を胸に店舗へ向かいました。
自宅近隣の店舗では未入荷だったため、店員さんから「今週中には入荷予定です」とうかがい、数日後に再訪。
すると、確かに新商品コーナーができており、心が高鳴りました。

しかし、残念ながら目当てのスタンプだけがほぼ売り切れ。
さらに追い打ちをかけるように、「追加の入荷予定はありません」と告げられてしまいました。

残念無念。
そう思う一方で、「これで良かったのかもしれない」と、どこかで妙に納得している自分がいました。

欲しいけれど、活用できていない現実

度々このブログで告白している通り、私はスタンプをうまく活用しきれていません。
可愛いデザインに惹かれて手に取るものの、実際に手帳やノートに使う頻度は控えめ。
手元のスタンプたちは、どちらかというと「手に入れて満足する存在」になりつつあります。

そんな状態なのに、また新しいスタンプに心が動いてしまう。
現実的に考えれば「本当に必要なのか?」と問い直したほうがいい場面もあります。

今回買えなかったことは、残念であると同時に、私にとっては冷静になれる良いきっかけだったのかもしれません。

新商品情報は楽しい。そして、気軽に買えてしまうからこそ迷う

新商品の情報は、いつも心を躍らせてくれます。
SNSや店頭で見かけるだけでワクワクして、「どんなふうに使おう」と想像が膨らみます。
特に100円ショップの商品は、価格が手軽な分、つい衝動的に買ってしまいがちです。

しかし、ふと立ち止まってみると、可愛いスタンプを手に入れたことで満足し、実用的に生かせていないことも多いように思います。

使いこなすというより、所有の満足感のほうが大きくなっているのではないか。
そんな反省が、今回店頭で買えなかった瞬間にちらりと頭をよぎりました。

「どうしても欲しいわけではない」なら、手放してもいい

今回のスタンプは、確かに気になっていたものの、「絶対に手に入れたい」と思うほどではありませんでした。
だからこそ、店頭でご縁がなかったことに対して、思った以上にすんなり諦めることができました。

残念ではあるけれども、これもひとつの選択。
ご縁がなかったものに執着しすぎず、潔く気持ちを切り替えることも、物欲と付き合う上で大切なのだと思います。

物との出会いも、縁のひとつとして受け入れていく

スタンプに限らず、物との出会いには縁のようなものがあります。
手に入るときは自然と手元に来るし、タイミングが合わないときはどれだけ求めても巡ってきません。

今回の「買えなかった経験」は、私の中で小さな整理の機会になりました。
欲しい気持ちは否定せず、それでも「本当に必要かどうか」を静かに見極める。
文房具好きとしての楽しさを残しつつ、少しずつ物との距離感を上手に整えていきたいと思います。

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