思いつきで決まったキャンプの一日
我が家のキャンプは、たいてい唐突に始まります。
主人が「今日、キャンプへ行こう」と言い出すと、そこから一気に動き出します。
実はその裏で、主人は前々からキャンプ場を調べているのですが、行くかどうかはいつも気分次第です。
その日も朝になって突然の宣言がありました。
私は年に一度の健康診断を予約していた日だったのですが、出発は検診が終わってからでいいとのこと。
健診を済ませ、帰宅後に昼ご飯をさっと済ませ、バタバタと準備をして出発しました。
道中の買い出しと反省をいかした食材選び
キャンプ場へ向かう途中、木炭に加えて今回は初めて薪も購入しました。
前回は木炭だけを使用しました。
その際、子供たちが火起こしに興味を示していたので、今回はより楽しめるように薪も用意しました。
さらに食材も買い足しました。
前回は「これも食べたい、あれも食べたい」と張り切って買いすぎてしまい、食べきれない分を持ち帰ることになった反省があったので、今回は食べ切れる量を見極めながら慎重にカゴへ。
キャンプの食材選びにも、少しずつ経験が生かされてきています。
天気に恵まれたキャンプ場到着
空はすっきりと晴れ渡り、キャンプ日和。
あまりにもいいお天気だったため、道中「キャンプ場、空いてるかな?」と心配もしましたが、到着してみると問題なく場所を確保できました。
少しずつ揃えてきたキャンプ道具
キャンプ用品は、防災も兼ねてここ数年で少しずつ揃えてきました。
テントの張り方も、回を重ねるごとに主人の腕前が上達しているのを感じます。
隣のキャンプ上級者の方の張り方を横目でちらちら観察しつつ、我が家のテントもなんとなく「それっぽく」なってきた今日この頃です。
不便だからこそ感じられること
キャンプは日常と違い、不便です。
家にいれば電気も水もスイッチ一つで使えますが、キャンプではそうはいきません。
けれども、その不便さによって何かがリセットされる気がします。
便利な日常から離れることで、自然の中で生きることの力強さや、人間にとって本当に必要なものは何かを考えさせられます。
私のお気に入りは「火を眺める時間」
キャンプで一番のお気に入りは、食べることと同時に「火を眺めること」です。
パチパチと薪がはぜる音、ゆらゆら揺れる炎を見つめていると、時間の感覚がゆるやかになります。
遠い昔、火を初めて発見した人類のことに思いを馳せたり、地球そのものの歴史に心を寄せたり。
まるで古代の血が騒ぐような、不思議な感覚になります。
早朝の景色がくれるご褒美
翌朝は早起きをして、澄み渡る空気と静かな景色を堪能しました。
朝露に濡れた草や木々、鳥のさえずり。普段の生活ではなかなか味わえない、心が洗われるような時間でした。

思いつきキャンプだからこその楽しみ
次がいつになるかは分かりません。
けれども、ふと思い立ったときに自然の中に身を置けるのは、やっぱり心地いいものです。
その自由さが、心をふわっと豊かにしてくれるのだと思います。
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