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コーヒーを飲めるようになった喜びと、中年の健康とつきあう日々

生活の余白
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体調を崩すと、普段の当たり前がどれほどありがたいことか、しみじみと感じるものです。
私の場合、それを一番実感したのは「コーヒー」でした。

ここでは、12日ぶりに飲んだコーヒーの喜びと、同時期に届いた健診結果で再検査が必要となったエピソードを振り返りながら、体調や健康との向き合い方について綴ってみたいと思います。


コーヒーを飲みたいと思えなかった12日間

普段から毎日のように飲んでいたコーヒーですが、体調を崩してからというもの、まったく口にする気持ちになれませんでした。
体が痛く、重く、すっきりせず、「このままもう二度とコーヒーを美味しいと思えないのではないか」と、弱気な気持ちにとらわれていた日々。
好きなものに手が伸びないというのは、思った以上に心細いものでした。


不意に訪れた「飲んでみたい」の気持ち

ところが先日、不意に「コーヒーを飲んでみようかな」と思えた瞬間が訪れました。
久しぶりに淹れたカップを前に、なんだか無駄に緊張しながら、ゆっくりと口に含んでみると……「美味しい」。

ただその一言に尽きる感覚でした。
体調が戻ってきたことを実感し、心から嬉しい気持ちが込み上げてきました。

何気ない日常の一部であるはずのコーヒーが、これほどありがたいものだったとは。健康であることの大切さを改めて思い知らされました。


喜びの矢先に届いた健診結果

そんな回復の喜びを噛み締めていた矢先、先日受けた健康診断の結果が届きました。

そこには「再検査が必要です」という文字。
一難去ってまた一難、という気持ちになりました。

正直、「またか……」と落ち込みそうになりましたが、中年に差し掛かると、体のどこかしらに注意やケアが必要になるのは自然なこと。
必要以上に暗くならず、冷静に受け止めようと思いました。


「今できることをする」と決める

実は一瞬、「再検査、スルーしてもいいかな」とも考えました。
けれど、わざわざ注意を促してもらったのだから、きちんと受けることに意味がある。
そう思い直し、すぐに再検査の予約を済ませました。

できることを先延ばしにせず、今できることをきちんとする。
それは、体調を崩したときに身に染みた教訓でもあります。


当たり前の時間を大切に

12日ぶりに飲んだコーヒーの一杯。
「美味しい」と思えたその瞬間に、普段通り過ごせることのありがたさをしみじみ感じました。

健診では再検査が必要と分かりましたが、せっかく気づかせてもらえたことだと思い、無理に気負わず向き合っていこうと思います。

体調に不安があっても、コーヒーを楽しめる今に感謝しながら、できることをひとつずつしていく。
そんなふうに日々を過ごしたいと思います。


おわりに

病気や不調はできれば避けたいものですが、避けられないことも多いのが現実です。

だからこそ、

  • 「今できることをする」
  • 「当たり前のことに感謝する」

この二つを忘れずに過ごしていきたいと思います。

そして次の健診や再検査の結果を待つ間も、今日もまた一杯のコーヒーを美味しくいただけることに、静かに感謝しています。

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