寝室からスマホをなくしたきっかけ
私は長年、寝室にスマートフォンを持ち込む生活を続けてきました。
寝る直前まで、暗い中でスマホの画面を見るのが習慣になっていたのです……
ところが、年に一度の健康診断で少しずつ視力が低下していることに気づき、強い危機感を抱きました。
もともと子どものころから近視で、普段は眼鏡が欠かせません。
中年に差しかかり、体の不調を感じることも増えてきた私は「これ以上目を酷使するのはよくない」と思い、生活習慣の見直しを決意しました。
スマホが睡眠に与える悪影響
寝室でスマホを使うと、睡眠の質にさまざまな悪影響が出やすくなります。
私も「ちょっとだけ」と思って画面を開くことがよくありましたが、気づけば1時間以上経っていることも珍しくありませんでした。気付けば寝る時間がどんどん遅くなり、翌朝は目覚めが悪く、疲れが残ったままの日もありました。
この繰り返しが、集中力の低下や体調のだるさにつながっていると実感しました。
寝室にスマホを持ち込まないための工夫
「スマホなしの寝室」を実践しようと決めたものの、最初は自分との約束を何度も破ってしまいました。
習慣を変えるのは想像以上に難しいものです。そこで、以下の工夫を取り入れてみました。
- 目覚まし時計を購入する
これまでスマホをアラーム代わりにしていたため、どうしても枕元に置きたくなってしまっていました。
アナログの目覚まし時計を買うことで、スマホを持ち込む理由を減らしました。 - 充電場所を寝室以外にする
リビングでスマホを充電するようにしたら、寝る直前に触ることがなくなりました。 - 紙の本を代わりに置く
寝る前に必ず子供たちに本を読み聞かせることを日課にすることで、スマホを触らない時間が自然と増えました。
実感した変化
寝室からスマホをなくしてしばらく経つと、変化を感じるようになりました。
まず、寝つきが良くなり、夜中に目が覚める回数が減った気がします。
翌朝の目覚めも、以前よりすっきりとした感覚があります。
視力低下がすぐに改善するわけではありませんが、これ以上の悪化を防ぐための大切な一歩になっていると思います。
また、ベッドの中でダラダラと情報を追いかけることがなくなったことで、精神的にも落ち着いた気分になれました。
小さなことですが、自分の生活をコントロールできている実感があり、それが自信にもつながっています。
まとめ:小さな習慣から健康を守る
中年に差しかかり、体の不調を感じやすくなった今こそ、健康を意識した生活習慣が大切だと感じています。
睡眠は健康を支える土台であり、そこに悪影響を与えるものは極力避けたいものです。
「寝室にスマホを持ち込まない」というのは、とてもシンプルで小さな習慣ですが、効果は確かにありました。
これからもできることを一つずつ積み重ねながら、心身ともに健やかに過ごしていきたいと思います。
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