手帳歴11年、試行錯誤の日々
結婚してから11年。
それを機に手帳を使い始め、気がつけば今日まで、ずっと何らかの形で手帳と付き合い続けています。
途中で使い方が変わったり、ノートの種類が変わったりはしましたが、「書く」という行為自体は生活の一部として定着しました。
現在は、バレットジャーナル風のノートを毎日記しています。
形式はゆるく、ルールも厳密ではありません。
思いついたこと、気になったこと、ちょっとした出来事など、いわば忘備録的に雑多なことを書いています。
手帳に書いても、予定は忘れる
そんなノートには、
「〇月〇日に□□する」
といった予定やTo Doも書いています。
けれど正直なところ、手帳に書いただけでは忘れてしまう予定が、どうしても出てきます。
ページを見返すタイミングを逃すと、そこに書いた予定ごと、記憶から抜け落ちてしまうのです。
「ちゃんと書いていたのに、忘れていた」
この経験、何度もあります。
スマホのTo Doリストに救われる
そこで重宝しているのが、スマホのTo Doリストです。
日時を設定して登録しておけば、そのタイミングで通知してくれます。
これまで何度、その通知を見て
「あー、そうだった!」
と救われたことか分かりません。
逆に、この登録をし忘れたばかりに、うっかり忘れてしまったこともあります。
そのたびに、「これはもう仕組みの問題だな」と感じるようになりました。
日時が決まっているTo Doは必ずデジタルへ
そんな経験を重ねた結果、
日時が決まっているTo Doは、必ずスマホに登録する
というルールが、自然と定着しました。
手帳には、
・考えたこと
・感じたこと
・後から読み返したいメモ
を書きます。
一方で、
「忘れてはいけないこと」
「その日に必ず実行しなければならないこと」
は、デジタルに任せる。
この役割分担が、今の自分にはいちばん合っているように感じます。
アナログとデジタル、それぞれの得意分野
アナログとデジタルを使い分けることで、
手帳は思考のための場所に、
スマホは管理のためのツールになりました。
以前は、「全部手帳で管理できたら理想だな」と思っていました。
きれいに整理された手帳に、すべてが収まっている状態に、どこか憧れもありました。
けれど現実の生活では、
覚えておくこと、忘れてはいけないこと、やるべきことが想像以上に多い。
完璧を目指さない管理のかたち
今はもう、デジタル管理も生活に欠かせない必需品だと感じています。
完璧に覚えておくことを目指すよりも、
忘れても大丈夫な仕組みを用意しておくことの方が、ずっと現実的でした。
そのほうが、気持ちに余裕が生まれ、
日々を少し気楽に過ごせるような気がしています。
手帳派であることに変わりはありません。
アナログとデジタル、どちらか一方ではなく、
両方に助けてもらいながら、これからも自分なりの管理を続けていこうと思います。


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