書き方が定まらない、バレットジャーナルの試行錯誤
バレットジャーナル風の雑記帳をつけ始めてから、もう何年も経ちました。
それでもなお、「これだ」という書き方が定まらず、今もなお試行錯誤の連続です。
私の傾向として、事実のみを記録していると続けやすく、保管しやすいということが分かっています。
けれど、気持ちや雑多なことを書き始めると、そのノートの存在に耐えきれなくなってしまうのです。
ある方が「残す必要のないことこそ、雑記帳に書いておくのが面白い」と言っていました。
その言葉に一度は納得したものの、いざ自分で実践してみると、どうしても後からノートを開くことができなくなってしまう――そんな経験を繰り返してきました。
雑記する自分を受け入れられない気持ち
「本当はもっとやらなければならないことがあるのに、違うことをしている」。
頭ではわかっていながら、現実には雑記を書いている。
そのギャップが、自分の中で許せないのだと思います。
だからこそ、雑記する自分を認めきれない。
けれど、雑記したい自分も確かに存在している。
その結果、私は「書いては捨て、書いては捨て」を繰り返してきました。
SNSで見かける美しいノートや整った雑記帳に憧れながらも、どうにも自分のやり方がしっくりこないまま、ずっとさまよっているような感覚です。
メモに書いて貼る
そんな中で最近、「雑記はメモに書いて、マスキングテープでノートに貼る」という方法を試してみました。
これが、思いのほかしっくりきています。
気持ちや雑多なことをメモに書いて貼っておき、
「やっぱりこれは不要だな」と思えば、テープを外せばいい。
それだけで、ノート本体は傷つかずにすみます。
私は、ノートには基本的に必要な情報や残しておきたい事柄だけを記録しています。
そのため、ノート自体は長期的に保管しておきたいのです。
しかし、これまでのバレットジャーナル風ノートは、どうしても途中で挫折し、必要な情報だけ転記して廃棄してしまうことがほとんどでした。
ノートを守りながら、心も軽くする書き方
メモを貼る方法なら、ノートを汚さず、気持ちの整理もできる。
そして、「雑記したい自分」もちゃんと受け入れられる。
メモを一時的な“逃げ場”として活用することで、
ノートを守りながら、自分の心も守ることができているように感じます。
これなら、これまでうまくいかなかった「長期保管」も実現できるかもしれません。
まだ試し始めたばかりですが、少しずつ自分に合った形を見つけていけたらと思います。

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