*にほんブログ村アイキャッチ対策

初心者が挑戦!革財布の染め直し体験記|ムラ染めでも愛着が深まる理由

文具の余白

ペンの染みがきっかけで始まった「革財布の染め直し」

先日、初めて革財布を自分の手で染め直してみました。
中古品としてお迎えした財布で、もともと状態は悪くなかったのですが、入手してすぐにうっかりペンのインクで染みを作ってしまったのです。
洗えば落ちるかもしれないと淡い期待を抱きながら試してみたものの、結果は変わらず。染みは残ったままでした。

それでも気に入っていたので使い続けていましたが、次第に「染めてしまえば目立たなくなるのでは?」と考えるように。
あるいは「いっそ別の財布を使おうかな」と思うこともありました。
そんな迷いの末、思い切って染料などを購入し、自分で染め直しに挑戦することにしたのです。


初心者の染め直し結果は…「ムラ染め」でも満足!

結果から言えば、見事にムラ染めになりました。
理想の均一な色合いには程遠く、ところどころ濃淡の差が出てしまいました。
けれど、以前のように一点だけ染みが目立つ状態ではなく、全体的にムラがあるおかげでかえって自然に見えるようになりました。

「まあまあ使えなくはない」という出来映えではありますが、手をかけた分だけ愛着も増しました。


システム手帳やブックカバーも染め直してみた

勢いづいて、財布と一緒にシステム手帳とブックカバーも染め直してみました。
どれももれなく全体的にムラが残る仕上がりになりましたが、それでも染める前よりも自分好みの色合いになりました。

以前よりも落ち着いた印象に。
「完璧ではないけれど、自分らしい持ち物になったな」と感じています。


革小物と文房具、そして手帳好きのつながり

革小物は、手入れ次第で長く使えるところが魅力だと思います。
うまくお手入れできているのかは正直わかりませんが、「自分で手を加えたものを使う」という満足感があります。

文房具と革製品は相性がよく、手帳好きの方には革小物好きな人が多い印象です。
SNSでそうした方々の投稿を見かけると、勝手に親近感を覚えてしまいます。
私自身も、そんな“革と文具を愛する人たち”の仲間入りをした気分です。


下手でもやってみると、自分のモノがもっと好きになる

今回、ムラ染めになってしまったとはいえ、革の染め直しに挑戦してみて本当に良かったと思っています。
「まあいいか」と思って見過ごすより、「ちょっとやってみよう」と行動してみたことで、結果以上の発見がありました。

上手にできなくても、自分の手で手をかけたものは、不思議と大切にしたくなるものです。
これからも、自分で染め直したこの財布を使い続けながら、少しずつお手入れの腕を磨いていきたいと思います。


まとめ

初心者の革染め直しは、正直うまくいかないことも多いです。
けれど、仕上がりの完璧さよりも「やってみた」という経験そのものが、自分のモノに対する愛着を深めてくれます。

ムラ染めでも、それは世界にひとつだけの模様。
そう思うと、むしろ失敗も味に見えてくるから不思議です。

コメント