ダリア柄の刺し子を母から譲り受けて
今回挑戦したのは、母から譲り受けた「刺し子・ダリア柄」の図案です。
これまで取り組んできた刺し子では、しつけ縫いをするとは知らず、すぐに本縫いに取りかかっていました。
ところが、今回の説明書には「まずしつけをする」と丁寧に書かれていました。
最初は「ちょっと面倒だな」と思いつつ、その指示通りに下準備をしてから刺し始めてみると──
なるほど、確かに縫いやすく、糸の流れもきれいに整っていきます。
少しの手間をかけることで、結果的に作業全体がスムーズになり、仕上がりもより美しくなることを実感しました。
まさに「急がば回れ」という言葉を体験する時間でした。
準備が苦手な私にとっての新しい発見
振り返ると、私は普段あまり用意周到な性格ではありません。
どちらかといえば面倒くさがりで、思い立ったらすぐ行動してしまうタイプです。
そのため、これまでの生活の中で「しっかり準備をする」ということを軽視してきたところがありました。
しかし歳を重ねるにつれて、少しずつ「事前に準備することの大切さ」を感じるようになってきました。
準備には時間も手間もかかりますが、その過程そのものが楽しみに変わる瞬間があると気付きました。
旅行の計画から学んだこと
刺し子のしつけ縫いからは少し飛躍するかもしれませんが、旅行の計画にも同じことが言えます。
私はもともと旅行の準備が大の苦手で、基本的に主人にお任せしていました。
ところが、この8月は諸事情により、自分で行き先やルートを決める必要がありました。
完璧ではありませんが、事前に行きたい場所をリストアップし、移動手段を調べ、ざっくりとした計画を立ててみました。
すると、当日の行動もスケジュール通りに行っていると嬉しくなったり、帰宅後の振り返りも充実していたのです。
「あの場所に行けてよかった」「次回はここも組み込みたい」と、楽しみが何倍にも広がりました。
刺し子から日常へ広がる学び
今回のダリア柄の刺し子に取り組みながら、私は改めて「準備することの意味」を考えました。
ちょっとしたしつけをするだけで作品がきれいに仕上がるように、日常生活の中でもほんの少しの下準備で、物事がぐっと快適に、そして豊かになります。
もちろん、私は根っからの「行き当たりばったり派」なので、まだまだ準備を完璧にできるわけではありません。
それでも、「準備は面倒だけれど、その先にある楽しみや達成感を味わえる」と気づけたのは大きな収穫です。
準備の手間は未来の楽しみへ
刺し子のしつけ縫いから旅行の計画まで、あらゆることに共通するのは「準備の大切さ」でした。
今までの私は手間を省いて結果だけを求めがちでしたが、少し準備をするだけで物事はもっとスムーズに、そして楽しくなることを実感しました。
これからも「面倒だからやらない」と切り捨てるのではなく、「ちょっとした準備で未来がもっと心地よくなる」と思いながら取り組んでいきたいです。
刺し子の針を進める時間とともに、そんな心の変化も楽しんでいければと思います。
コメント