刺し子布巾のある暮らし|なみ縫いだけで完成、家事が少し好きになる手仕事時間

生活の余白
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やめられない、とまらない、ちくちく刺し子

先日、ただ「なみ縫い」を繰り返すだけの刺し子布巾を完成させました。
図案も決めず、ひたすら針を進める時間。

勢いそのままに、もう一枚、刺し子布巾を完成させました。

今回は青系の糸を選び、前回と同じように、気の向くまま、何も考えず、ただちくちくと。

気づけば、また一枚、暮らしの中で使える布巾が出来上がっていました。


図案なし、計画なし。それでも楽しい刺し子

刺し子というと、伝統模様や整った図案を思い浮かべる方も多いかもしれません。
けれど今回の刺し子は違います。

・下書きなし
・図案なし
・完成形のイメージなし

あるのは「縫う時間」だけ。

これが思いのほか心地よいのです。

頭を使わず、考えず、ただ手を動かす。
この時間が、日々の慌ただしさの中で、とても贅沢に感じられました。


青い糸で刺した、もう一枚の刺し子布巾

今回選んだのは青系の糸。
白い晒しに青い縫い目が入ると、どこか爽やかで、清潔感のある仕上がりになります。

規則性のない縫い目も、不思議と味わいに見えてきます。
きれいに揃っていないからこそ、「自分の手で作った」という実感が湧いてくるのです。

完璧ではないけれど、愛着はたっぷり。

それが、手仕事の魅力なのかもしれません。


完成した刺し子布巾は、実際に使う

完成した刺し子布巾は、しまっておくのではなく、毎日使っています。

使い道は、洗い終えた食器を拭くこと。

以前は、あまり好きではなかった「食器拭き」という作業。
正直なところ、面倒だなと思いながらやっていました。

けれど、自分で刺した布巾を使うようになってから、少し気持ちが変わりました。

「今日もこの布巾を使おう」
そんな小さな楽しみができたのです。


家事が少し好きになる、刺し子の力

刺し子布巾を使うようになって気づいたことがあります。

家事そのものが変わったわけではないのに、
家事に向かう気持ちが変わったということ。

好きではなかった作業が、
「ちょっと好き」くらいに変わる。

これは、とても大きな変化でした。

たった一枚の布巾。
けれど、その布巾には、刺していた時間、自分の気持ち、手の動きが全部詰まっています。

それが、日々の家事の中で、じんわり効いてくるのです。


なみ縫いだけでいい。刺し子はもっと気楽でいい

刺し子は難しそう、時間がかかりそう。
そう思って、なかなか手を出せない方もいるかもしれません。

でも、今回あらためて思いました。

刺し子は、なみ縫いだけで十分楽しい。

上手である必要も、整っている必要もありません。
ただ針を持ち、布に向かう時間があれば、それでいいんです。

特別な準備もいりません。
晒しと糸と針さえあれば、すぐに始められます。


刺し子布巾のある暮らし

刺し子布巾は、高価なものではありません。
けれど、暮らしの満足度をじんわり上げてくれます。

・自分で作ったものを使う喜び
・家事の時間が少し好きになる変化
・無心になれる手仕事の時間

どれも、日々の生活を少しだけ豊かにしてくれるものばかりです。

やめられない、とまらない、ちくちく刺し子。
またきっと、次の一枚を刺している自分がいるのだろうなと思います。

刺し子は、完成させることよりも、
「続いていくこと」が楽しい手仕事なのかもしれません。

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