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好奇心の賞味期限|思い立ったときの“ワクワク”を逃さないために

文具の余白

いつまでもあると思うな、好奇心

「いつまでも あると思うな 好奇心」
ある日、X(旧Twitter)でこの言葉を目にしました。
短い言葉なのに、不思議と心にスッと入ってきました。

「なるほど、そうだな」と思います。
これまでの自分を振り返っても、心当たりのある事柄がいくつもあります。

今考えてみると、あの時、自分に制御をかけずにもっと好奇心に従って追及しても良かったなと思うことがあります。
その瞬間に芽生えた“やってみたい”“知りたい”という気持ちは、時間が経つと驚くほどあっさりと消えてしまうものです。

好奇心にも“旬”がある

若い頃は自然と湧き上がっていた好奇心も、年齢や環境の変化とともに、少しずつ薄れていくことがあります。
それはきっと、忙しさや慣れ、あるいは「もう知っている」という気持ちが、知らず知らずのうちに積み重なっていくからかもしれません。

「好奇心の賞味期限」という言い回しは、放っておけばしぼんでしまう好奇心を、いかに“新鮮なうちに味わうか”、あるいは“上手に育てていくか”という大切さを教えてくれているようです。

好奇心を新鮮なうちに味わうために

思い立ったときの気持ちは、一瞬の輝き。
その小さな火種を見逃さずに行動に移すことで、好奇心は育っていきます。

たとえば、こんな小さなこと

  • ふと気になったことを「あとで調べよう」と先延ばしにせず、すぐ調べてみる
  • 「自分には関係ない」と思わず、ちょっと覗いてみる
  • 新しいことに触れたときのワクワクを忘れず、大事にする

こうした積み重ねが、“好奇心の鮮度”を保つ秘訣なのかもしれません。

思い立ったら、小さくても一歩を踏み出す

大きな決断でなくてもいい。
「ちょっとやってみよう」「少しだけ調べてみよう」——その一歩を踏み出すだけで、世界が少し広がる気がします。

過去を振り返って「やっておけばよかった」と思うよりも、今、この瞬間の好奇心に素直でいたい。
そんなふうに、自分の感情の“旬”を逃さない暮らし方をしていきたいです。

好奇心と、モノとの付き合い方

さて、昨日の自分は「お得なモノが欲しくなってしまう性分から卒業したい」と宣言しました。
その一方で、「自分の興味関心の対象にあり、ちゃんと使うモノ」であれば、躊躇しすぎないようにしたいとも思っています。

必要最小限で暮らすことがゴールではなく、自分が管理できる範囲で、モノを愛でながら暮らすことが理想。
心を動かされたモノやコトと向き合える暮らし方を目指したいと感じました。

おわりに

好奇心には、旬があります。
そのタイミングを逃さず、今の気持ちに素直に行動できるかどうかで、未来の景色は少しずつ変わっていくのかもしれません。

次に「気になる」と感じたときは、その気持ちをなかったことにせず、ほんの小さな一歩でも踏み出してみようと思います。

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