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引っ越しで訪れる出会いと別れ

生活の余白
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突然訪れた「別れ」の知らせ

先日、息子の同級生のご家族が引っ越しされました。
夫に聞くと「秋の人事異動や転勤は普通にあること」だそうですが、子どもたちにとっては学年の真ん中での別れ。
日常が続いていると思っていた矢先の出来事に、なんともやりきれない気持ちになってしまいました。
決定事項である以上、引っ越しは予定通りに進みましたが、やはり胸の奥にぽっかりと穴があいたような感覚が残ります。
送り出す側としてできることは「新天地でも素敵な出会いがありますように」と願うことだけでした。

出会いと別れは予期できないもの

人生の中での出会いや別れは、ある程度予想できることもあれば、ある日突然訪れることもあります。
今回の引っ越しも、以前から「いずれは転勤することになる」と聞いてはいたものの、まさか秋に実現するとは思っておらず、一人で密かにショックを受けていました。
「そのうち」だと思っていた未来が、ある日突然「今日」になる。
その瞬間に立ち会うたび、出会いと別れの儚さを実感します。

自分自身の引っ越しを振り返って

思えば、私自身も今住んでいる場所に来る前は、まったく予期していなかった土地に移り住むことになりました。
縁もゆかりもない場所で暮らし始めた頃は、不安だらけ。
知り合いも少なく、「これからやっていけるのだろうか」と何度も心細くなったことを覚えています。
けれども「住めば都」という言葉は本当にその通りで、時間が経つうちに愛着が湧き、今ではこの街もすっかりお気に入りの場所になりました。

思い通りにならないからこそ面白い

人生は、計画通りに進むことのほうが少ないのかもしれません。
思い描いていた未来と違う展開になることもしばしばですが、だからこそ新しい縁や予想外の楽しみが生まれるのだと思います。
今回の引っ越しをきっかけに、私は改めて「変化を受け入れる力」を大切にしたいと感じました。
出会いも別れも、その時は寂しさや戸惑いを伴いますが、長い目で見れば新しい学びや成長につながっていくもの。
受け入れるだけでなく、できればその変化を楽しむ気持ちで向き合いたい——そんな思いを抱きました。

おわりに

出会いと別れは、人生において避けられない出来事です。
引っ越しのように予期できる場合もあれば、突然訪れる場合もあります。
しかし、いずれにしてもその中に「ご縁」があり、それが次の人生を形作っていきます。
今回の出来事を通じて、「別れは悲しいけれど、新しい始まりでもある」ということを再確認しました。
これからも小さな変化や大きな転機を、少しでも前向きに受け止めていけたらと思います。

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