反アナログ派の家人の言葉に揺らぎつつ…
「手帳?紙?全部パソコンやスマホの方がいいでしょ」と家人。
「確かにそうかも」と思いながら、私も一度はデジタル日記やアプリに手を出してみたことがありました。
でも、続かない。
操作は簡単なはずなのに、どうしても“なんか違う”。
書いた気がしない。
気持ちが乗らない。
そうして気づけば、またアナログ手帳に戻っている自分がいました。
書くことで、私の中の“何か”が整う
アナログ手帳に万年筆で書く。
そもそも手帳に向き合うこと自体がワクワクするし、万年筆の書き心地を確かめたり、
インクの発色の様子を観察したりすることが楽しい。
さらに、筆記しておくことで、心も頭も整理されていく。
この感覚は、私にとって欠かせないものになっていました。
「やっぱり私はアナログが好きなんだ」
そう確信してからは、我を貫いて使い続けています。
今や立派な“趣味”です。
デジタルにも、いいところがあると気づいた今年
そんな私が、今年ブログを始めました。
ついでにX(旧Twitter)もゆるく始めてみて、これが意外と楽しい。
「誰かに見てもらえるかもしれない」という感覚と、
「もしかしたら、誰かとつながれるかもしれない」という小さな希望。
実際には、ほぼ独り言のような発信です。
でも、もしかしたら誰かに届くかもしれないと思い、お便りのように書き続けています。
中年になって見つけた趣味とつながり
若い頃から、趣味というものに縁がなかった私。
趣味を持てたことがまず嬉しい。
さらに、同じものが好きな人のいろいろな声が、SNSを通じて知れることが楽しいのです。
“好き”を共有できるゆるやかな仲間。
その存在が、私にとって大きな刺激であり、ささやかな励ましでもあります。
アナログもデジタルも、みんなちがって、みんないい
手帳に書くと整う気持ち。
ブログに書くと、誰かに届くかもしれないという希望。
Xで見かける素敵な投稿に、そっと刺激をもらう日々。
たしかに、アナログとデジタルは性質が違います。
でも、どちらにもそれぞれの良さがある。
今の私は、アナログで自分と向き合い、デジタルで他者とゆるくつながる。
そんなバランスが、ちょうどよく感じています。
これからも「独り言ブログ」かもしれないけれど、
それでもやっぱり、書いていたい。
小さな“好き”を、言葉にして残す。
それが、私なりの暮らしの彩りです。
ここまで読んでくださってありがとうございます。
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