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文房具を使いきる:小さな達成感がくれる幸せ

文具の余白

一本のボールペンを使いきった日

なんの変哲もない一本のボールペンを使いきりました。
キャップ式で、インクの色は黒。
安価で、どこにでもあるような、ごく普通のボールペン。

でも、その「普通の一本」を最後まで使いきれたことが、妙にうれしくて。
たかが文房具、されど文房具。

誰に見せることもない、小さな達成感ですが、
今日はそのことが、ちょっと誇らしい気持ちにさせてくれました。

若い頃は、最後まで使いきれなかった

思い返せば、若い頃は文房具を「最後まで使いきる」ことがあまりできませんでした。
ボールペンも、ノートも、なぜか途中で飽きてしまうことがほとんど。

新しいものに目を奪われて、使いかけのまま放置してしまう――そんなことの繰り返しでした。

けれど、今は違います。
少しずつ、自分のペースで使い続けて、最後まで大切にできるようになりました。
地道に、こつこつと、淡々と。

今では「使い続ける」こと自体が、なんだか楽しく感じられるようになっています。

文房具は「使ってこそ」輝くもの

文房具は手軽に買えるぶん、ついつい増えてしまいがちです。
私も例に漏れず、100均ショップをふらっと覗くのが大好きです。

「ときめき」で選んだノートやペンも、気づけば引き出しの奥に眠っていたり。
数が増えると、「使いきる」というところまでたどりつけないこともあります。

でもやっぱり、文房具は使ってこそ。

「買って満足」で終わらせるのは、ちょっともったいない。
せっかくなら、手に取って、書いて、減っていくインクやすり減る芯を見て――
「使いきる喜び」までしっかり味わいたいと思っています。

小さな誇らしさが、日常を豊かにする

ボールペンを1本使いきったことに、誇らしさを覚えるなんて、大げさに聞こえるかもしれません。

でも、その「小さな誇らしさ」は、ただただ自分の心の中に広がる静かな幸せ。
暮らしの中にある、ほんの少しの達成感。

人と比べるものでも、大きな成果でもないけれど、
自分だけが知っている「やったね」の気持ち。

そんなささやかな喜びを見つけていくことが、大人になった今の楽しみのひとつなのかもしれません。

文房具を最後まで使いきる習慣を、これからも

これからも、大好きな文房具たちをひとつひとつ、最後まで大切に使っていきたいです。
もちろん、新しい出会いも楽しみながら。

ときには、「なんでこんなに買ったんやろ」と自分にツッコミを入れつつ、それもまたよし。

「最後まで使った」という事実は、満足感や愛着にしっかりとつながっていきます。

そんな日々を重ねながら、文房具との時間を、これからも楽しんでいけたらうれしいなと思います。


ここまで読んでくださってありがとうございます。

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