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増えすぎた文房具、どうする?「好き」の見直しと整理

文具の余白

あれもこれも……文具熱が止まらない!

趣味で、結果的にどんどん集まってしまっている文房具。
ペン、ノート、インク、シール…。
気になるアイテムは次々と現れ、SNSで誰かが紹介していたものが、気づけば自分の「ほしいものリスト」に加わっています。

「これも試してみたいな」「あの万年筆の書き味ってどんな感じだろう?」
そんなふうに、ちょっとした好奇心がどんどん膨らんでいく感覚。
文房具好きの方なら、きっとこの気持ちに共感していただけるのではないでしょうか。

私の手元も、今ではとてもにぎやかになりました。
好きなもので囲まれるのは、やっぱり嬉しいし楽しいものです。
けれど最近、ふと立ち止まって考えるようになりました。

「膨らむこと」の楽しさと、影にあるモヤモヤ

「好き」がどんどん増えていくのは、心の豊かさの表れでもあります。
ひとつの興味が次の好奇心を呼び、自分の世界が広がっていく感覚は、趣味の醍醐味ですよね。

けれど、物が増えることで「中途半端」な状態になるリスクも。
せっかくお迎えした文房具たちが、使われないまま眠っていたり、存在すら忘れてしまっていたり…。
そんな状態になると、気持ちまでどこかごちゃごちゃしてくるような気がしてしまいます。

そんなモヤモヤが増えてきた今、「このままでいいのかな?」という問いが自分の中に生まれてきました。

今こそ「収斂(しゅうれん)」のタイミングかも

たくさんの「好き」があるのは幸せなこと。
だけどそれらをぎゅっと自分の中心に引き寄せて、もう一度整理し直す。
そんな「収斂(しゅうれん)」の時間も、実はとても大切なんじゃないかと思うようになりました。

・これはよく使っている
・これは見ているだけで嬉しい
・これは、もしかしたら誰かに譲ってもいいかも

そんなふうに、ひとつひとつの文房具と静かに向き合う時間。
ただ減らすのではなく、自分にとって意味のある「好き」だけを手元に残していく作業です。

「選び抜くこと」で、もっと「好き」が深まる

ものを整理することは、「手放すこと」ではなく「選び直すこと」。
それは、自分の「好き」を丁寧に磨き直すことでもあります。

たくさん持っていた中から、本当に気に入っているノートだけを手に取ったとき、その一冊がぐっと愛おしく感じられる。
道具と気持ちがぴたりと重なる、あの感覚。
それこそが、趣味の本質的な喜びかもしれません。

「膨らむ楽しさ」も、「収めていく喜び」も、どちらも大切。
そのバランスを取りながら、自分の趣味と心地よく付き合っていけたらと思います。

おわりに:ノートに綴る、自分だけの「好き」

今は、少し立ち止まって「収斂」していく時期。
手元にある文房具たちと向き合いながら、自分の「好き」をもう一度確かめていく。

ノートに思いを書きながら、自分の好みや価値観を言葉にしてみると、不思議と気持ちが整っていきます。
「本当に大切にしたいもの」が、静かに浮かび上がってくるのです。

そんな風にして、自分だけの「好き」を少しずつ見極めていけたら。
これからの文房具との付き合い方も、もっと味わい深くなる気がしています。

ここまで読んでくださって、ありがとうございます。

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