SNSで気づいた、文房具好きさんたちの共通点
最近、SNSで文房具好きさんたちの投稿を拝見していて、ふと気づいたことがあります。
それは——「文具好きさんは、裁縫も好きな人が多い気がする」ということ。
もちろん全員がそうというわけではありません。
でも、刺し子をされていたり、編み物をされていたり。
布や糸、紙やペン。
ジャンルは違えど、“手を動かして楽しむ”という共通項があるような気がします。
裁縫も、ゆるく楽しんでいます
かくいう私も、決して上手とは言えないまでも、裁縫は好きです。
子どもたちの入園グッズ——レッスンバッグやお弁当袋、体操服袋などは、大体ミシンで作りました。
「とりあえず形になればOK!」という気持ちで、だいぶ適当に(笑)。
仕上がりはお世辞にも美しいとは言えませんが、ミシンで何かを作る作業はやっぱり楽しくて、達成感があります。
最近では、自分用のズボンも適当にミシンで作りました。
毎日、部屋着として愛用中です。
かなり雑な作りですが、履き心地がよくて、なんだかんだで気に入っています。
……こうして「適当」「雑」と連発していると、「ほんとに裁縫好きなん?」と自分でツッコミたくなるのですが(笑)
手縫いと刺し子の魅力
手縫いも好きです。特に、刺し子。
糸の色を選び、ひと針ずつ縫っていく。
無心で針を進めていく感覚がとても心地よくて、一度始めると止まらなくなります。
派手な作業ではないけれど、だからこその魅力があります。
完成したときの達成感、そして布の手触りが変わっていく感じがまた嬉しい。
使うたびに、ちょっと誇らしい気持ちになります。
文房具と裁縫の共通点は「ちまちま&こつこつ」
文房具と裁縫。
このふたつの趣味には、実は大きな共通点があると感じています。
それは、「一人で黙々と」「ちまちまと」「こつこつと」取り組めるところ。
私は派手なことはあまり得意ではありません。
でも、ノートに日々のことを書いたり、ちょっとした刺し子を進めたり、
小さなことを積み重ねていくのが好きなんだなあと、しみじみ思います。
目に見える成果はほんの少し。
でも、その積み重ねが心を落ち着かせてくれて、確かな充足感を与えてくれるのです。
お金にはならないけれど、心は豊かになる
正直に言えば、文具や裁縫の趣味でお金を稼ぐのは簡単ではありません。
でも、だからこそ純粋に「好き」という気持ちだけで続けていけるのかもしれません。
暮らしの中で、小さくても確かな「好き」を大切にしていく。
自分の心が満たされる時間がそこにある。
それだけで、じゅうぶん価値があると私は思っています。
小さな幸せ。でも、確かな幸せ。
そんなふうに、ちまちま・こつこつを楽しむ暮らしを、これからも大事にしていきたいなあと思っています。
ここまで読んでくださって、ありがとうございました。
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