我が家にはドラエモン(小3)とポケモン(小1)がいます。
それぞれに個性があって、彼らにかける言葉の選び方が毎日試されているなあと感じます。
それなのに、なぜか口から飛び出すのは感情ストレートの剛速球。しかもコントロールなし。
「もっと優しく言えたのでは」「言葉を変えれば届いたかも」などと、反省の毎日です。
先日、ドラえもんがポケモンに対して、暴言とちょっとした暴力で何かをさせようとしていた場面がありました。
そのとき私は、「相手が“自分からやりたくなるような”言い方ができるといいんじゃないかな?」と伝えました。
小3の子に向かって、自分でも難しい理想論を語ってしまったのでした……。
でもこの「相手が自分からやりたくなるような言い方をする」というのは、実は誰に対しても共通する大事な視点だと思うのです。
たとえば、オヤジ(夫)に対して。
「なんでやらないの?」よりも、「こうしたら助かるなあ」と言えたら、たぶん世界は少し平和になります。
たとえば、自分自身に対しても。
「何してんの、サボってばっかり!」よりも、「今日はここまでできたね。もうちょっとやってみようか」と声をかけられた方が、人生もうまく回る気がします。
ある方の言葉を借りれば、それは「自己育成能力」。
自分の中にトレーナーと非トレーナーを同居させ、うまく稼働させる力。
誰かに叱咤されなくても、自分で自分をいい感じに動かせる、そんな力。
これが身につけば、一生を通じて「育てがいのある自分」と、楽しく生きていける気がしています。
だからこそ、やっぱりノート時間は大事だなと、ふと思った今日この頃。
自分と対話して、自分のやる気スイッチを探して、そっと押してみる。
それって、つまり「自分を自分で育てる」ってことかもしれないなあなどと。
ほなまた〜。
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