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文具と徒然 その74 雑談とメモで出会った美味しいパン屋さん

ポンコツミケ日記

突然ですが、正直に申し上げまして——
私は雑談が苦手です。

何を話せばいいのか分からない。
どのタイミングでうなずけば自然なのかも分からない。
というか、そもそも雑談って何のために存在するの?
そんなふうに思っていた時期すらありました。

でも、つい先日。
雑談って世界が広がる、と思わされる出来事があったのです。

きっかけは、小学生の我が家のドラエモン(小3)とポケモン(小1)。
学校行事や登校の付き添いなどで、保護者の方々とお話しする機会があります。
その中の、なんてことのない一言。

「○○のパン屋さんの□□パン、とっても美味しいんですよ。」

その情報、私は手帳にメモしました。
(記憶力に絶大な不安を抱える私にとって、手帳はまさに頼れる相棒です。)

行ってみようと思ったまま、数か月が経過。

そしてある日。
オヤジ(夫)に「ここのパン、美味しいって聞いたんだけど、寄ってみない?」と提案。
すると珍しくすんなりOKが出たので、ついに初訪問。

そのお店、実はよく通る場所にあったのに、今まで一度も入ったことがなかったんです。
入ってみると、店内は意外にも混んでいて、パンがずらりと並んでいて、どれもこれも美味しそう。
しかもお値段もお手頃。

例の“おすすめパン”も無事に発見して購入。
帰宅して、家族みんなで食べたら……たしかに美味しい!
オヤジもすっかり気に入って、めでたく我が家のリピート店に仲間入りしました。

なんてことのない雑談が、我が家に美味しいパンを連れてきてくれたんです。

社交的じゃなくても、
小さなメモと少しの行動力で、世界はほんのり広がるのかもしれません。

雑談って、自分の意識の外側から、ふわっと風が吹いてくるようなものなんだなあ。
そう思えた出来事でした。

ほなまた〜。

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