毎年恒例になりつつある箱根駅伝観戦から考える、努力と日常の積み重ね

生活の余白

年始年末の過ごし方と箱根駅伝との出会い

年始年末を夫の実家で過ごすようになった近年、お正月の2日と3日は、自然と箱根駅伝をテレビで観戦するのが恒例になりました。
それまでの私は、正直なところ駅伝に強い興味関心があったわけではありません。
スポーツ観戦全般に熱心というタイプでもなく、「お正月にやっているから流れている」という程度の存在でした。

ところが、テレビに映し出される選手たちの真剣な表情や、限界に挑む姿を目にするうちに、次第に目が離せなくなっていきました。
若者たちが、それぞれの思いを背負いながら襷をつなぐ姿には、不思議な力があります。

にわか観戦者でも心が動かされる理由

今年も、ひそかに箱根駅伝を楽しみにして観戦していました。
家事や子どもの相手をしながらなので、最初から最後まで画面に釘付けというわけにはいきません。
それでも、「今どうなったかな」と気になって、ふとテレビに目を向けてしまう。そんな存在になっています。

私はいわゆる“にわか観戦者”なので、箱根駅伝の戦術や過去の記録を詳しく語れるわけではありません。
それでも、気がつけばなんとなく、青山学院大学が応援する存在になっていました。

※この記事を書いている時点での順位を見て、正直なところ「今年はもう優勝は難しいのかもしれない」と、かなり弱気になっていました。
そんな気持ちを一変させたのが、新山の神・黒田選手の走りでした。
画面越しでも伝わってくる迫力と安定感は圧巻でしたね!

往路と復路、二日間のドキドキと高揚感

箱根駅伝は、往路と復路の二日間にわたって行われます。
一日で完結しないからこそ、前日の結果を引きずりながら迎える翌日には、独特の緊張感と期待感があります。

順位が入れ替わるたびに胸がざわつき、選手が必死に前を追う姿に、思わず力が入ります。
お正月の穏やかな時間の中に、こうした「本気の勝負」があることが、箱根駅伝の魅力なのだと感じています。

人の健闘を応援しながら、自分自身を振り返る

冷静になって振り返ってみると、「人の健闘を応援している場合なのか? 私自身こそ健闘すべきでは?」と思わなくもありません。
選手たちは、たった一度の本番で実力を出し切るために、日々地道な努力を重ねてきたはずです。

その姿を見ていると、自然と自分の日常を省みることになります。
私は、今日をどれだけ大切に過ごせているだろうか。
目の前のことを、丁寧に積み重ねているだろうか、と。

親として、子どもたちに見せたい背中

子どもたちが生まれてから、「親としてどんな生き方をしたいか」を考える機会が増えました。
少なくとも子どもたちに恥ずかしくない日々を送りたい。そんな思いがあります。

人生の土台をつくるのは、特別な一日ではなく、何でもない普通の日々の積み重ねだと思います。
派手さはなくても、地味でも、コツコツと続けていく。
その姿勢こそが、子どもたちに伝わるものなのかもしれません。

箱根駅伝からもらう静かなエール

選手たちが夢の舞台で実力を発揮するために、積み上げてきたであろう日々の努力。
その背景に思いを馳せながら、私自身も、日常を丁寧に重ねていきたいと改めて思いました。

子どもたちが将来、自分なりの「何か」を見つけたとき、そっと背中を押せるように。
そのためにも、まずは私自身が、今日という一日を大切に生きていきたい。
箱根駅伝を観ながら、そんな静かな決意を新たにするお正月です。

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