中古で購入した無印良品のアルミ軸万年筆のインクフローが悪く、思うように書けない状態が続いていました。
洗浄も十分に行ったにもかかわらず改善せず、ストレスを感じていたため、思い切ってペン先交換に挑戦しました。
その結果、快適に書けるようになった体験をまとめます。
インクフローが悪い原因を疑う|洗浄では改善しなかった理由
万年筆のインクフローが悪い場合、まず疑うのは内部の汚れです。今回も以下の方法を試しました。
- 水での洗浄
- ぬるま湯につけ置き
- 薄めた洗剤での洗浄
しかし、状況は改善せず、書き出しがかすれたり、途中でインクが途切れたりと不安定な状態が続きました。
このことから、単なる汚れではなく「ペン先や内部構造の問題」である可能性が高いと判断しました。
ペン先交換という選択|キャンドゥ万年筆を流用
ネットで情報を調べる中で、ペン先交換によって書き味を改善している事例を知り、自分でも試してみることにしました。
今回使用したのは、以前使用していたキャンドゥの万年筆のペン先です。
ちょうど破損して使えなくなっていた個体があり、そのパーツを流用しました。
結果として、この選択が大きな転機となりました。
ペン先の取り外しに苦戦|養生テープ活用の実際
ペン先の取り外しは簡単ではありませんでした。
過去にキャンドゥの万年筆を修理した際はペンチを使用しましたが、今回は無印良品の万年筆ということもあり、傷を避けるため別の方法を採用しました。
参考にした方法は、マスキングテープや養生テープを使うやり方です。
最初はうまくいきませんでしたが、養生テープを巻いて引っ張ることで、最終的にペン先を抜くことに成功しました。
ペン先交換後の変化|インクフローが劇的に改善
キャンドゥのペン先を取り付けたところ、これまでの不調が嘘のように改善しました。
- インクがスムーズに出る
- 書き出しのかすれがない
- 途中で止まらない
多少線は太くなりましたが、もともとサラサラと書ける書き味が好みだったため、むしろ快適に感じています。
現在の状態と今後の使い方|安定性にはやや不安も
現時点では非常に快適に使用できていますが、完全に純正の組み合わせではないため、以下の点には注意しています。
- ペン先のわずかなグラつき
- フィードとの密着の不安
- 長期使用での耐久性
今後は様子を見ながら、問題が出ないか確認していく予定です。
まとめ|万年筆は調整で生まれ変わる
今回の経験から強く感じたのは、万年筆は「調整次第で使い心地が大きく変わる」ということです。
洗浄で改善しない場合は、ペン先交換という選択肢も検討する価値があります。
筆記するたびにストレスを感じ、残念な気持ちになっていた状態から、自分なりに使える状態へと改善できて嬉しいです。
洗浄で解決しなかった時点で「もうダメかもしれない」と諦めかけていましたが、そこで手を止めずに挑戦してみて本当に良かったです。

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