生活環境が変わって、ここ5年ほど車を運転せずに暮らしてきました。
しかしこのたび、あるきっかけで、久しぶりにハンドルを握ることに。
長く運転していなかったことで、運転へのハードルを自分の中でどんどん上げてしまっていて、正直かなり緊張しました。
でも、まずは駐車場でそっと車を動かしてみると――なんとなく、分かる。
それならと、恐る恐る車道に出てみると――なんとなく、できる。
驚いたのは、「体が覚えていた」ということ。
頭で手順を思い出そうとしてもあやふやだったはずなのに、いざとなると手が勝手にハンドルを切り、足が自然にブレーキを踏んでいる。
自分では意識していない“どこか”に、ちゃんと記憶されていたのです。
これは不思議で、ちょっと感動すら覚える感覚でした。
「過信はダメ」と自分に言い聞かせながら、慎重に運転。
それでも思っていた以上に、まあまあ運転できたのです。
記憶って、脳だけじゃないんですね。
若い頃に10年以上運転していたおかげで、ブランクがあっても自然にできた。
この体験を通じて、「若い頃に体験してきたことは、意識しなくてもちゃんと残っていて、本当に貴重だなあ」としみじみ感じました。
ドラエモン(小3)とポケモン(小1)にも、今のうちにたくさんの経験をさせてあげたい。
すぐには役に立たなくても、何年後かに――もしかしたら10年、20年後に――ふと体が思い出してくれる。
そんな経験って、きっと宝物になる。
5年ぶりの運転はとても緊張して、今ちょっと頭が痛いです(笑)。
でも、体の記憶に助けられた、心に残る体験になりました。
ほなまた~。
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