昨日、5年ぶりに車の運転をしました。
運転は、私にとって精神的には富士山級のハードルがあった訳ですが、過去の経験に助けられました。
なんとか無事に走り切り、帰還しました。
そして今日も練習を。
昨日と同じ、車通りの少ない道を、今度は逆方向から走ってみることに。
それだけの違いなのに、見える世界はまるで別物。
道が変わったわけでも、街が一晩で模様替えしたわけでもない。
変わったのは、ただ私の“進む向き”だけ。
でも、それだけでこんなにも見えるものが違うなんて。
視点を変えることの大切さって、こういうことなんだなと、ハンドル越しにじわじわ実感しました。
ふと、人との関係も似ている気がしました。
近くにいるから分かってるつもりでも、実はお互いまったく違う方向を見ていた──なんてこと、思い返せば山ほどあります。
「なんで分かってくれないの」とやきもきしていたあの頃の自分に、「見てる景色、ズレてたんじゃない?」とそっと伝えたくなりました。
世界が変わったわけじゃない。
ただ、ほんの少し見る角度が変わっただけ。
それだけで、こんなにも景色は違って見える。
そう実感できた日でした。
ほなまた~。
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