バレットジャーナル風ノート、これまでの運用と課題
私は普段、バレットジャーナル風ノートをつける習慣があります。
その日のタスク管理や気づき、思いついたことを一冊のノートに集約するのが、自分にとっての暮らしの軸になっていました。
これまで、どんなノートを使えば心地よく続けられるかをあれこれ試行錯誤してきました。
書き心地やサイズ感、紙質など、自分に合ったノートを探す過程もまた楽しい時間です。
一方で、最近になって、少し新しい試みを始めました。
それは「ノートに書く」のではなく、「メモに書く」というやり方です。
すべてを残す必要はない、という気づき
理想としては、これまで通りバレットジャーナル風ノートを一冊ずつ保管しておきたい気持ちがありました。
その時の生活や思考がそのまま記録されているノートは、後から読み返すと当時の状況が鮮やかによみがえるからです。
ですが同時に、心のどこかでモヤモヤもありました。
なぜなら、書き留めたすべての情報が「残す価値があるもの」とは限らないからです。
一時的なToDoリストやちょっとしたメモなどは、時間が経てば不要になることも多いですよね。
さらに、我が家は賃貸で、住居スペースにも限りがあります。
ノートを無限に増やしていくのは、現実的ではありません。
読み返す頻度が低いノートを場所を取って保管しておくことにも、だんだんと抵抗を感じるようになりました。
一旦「メモ」に書き出すという新しいやり方
そんな背景から、最近は「メモ帳にすべて書きつける」という方法を始めました。
ノートを使う前の「仮置き場」としてメモを活用するイメージです。
メモ帳には、その日思いついたことやタスク、買い物リスト、ちょっとした感情など、何でも自由に書き出します。
そして、しばらく時間が経ったあとに「残しておきたい」と思える内容だけを厳選して、保管用のノートへ転記しています。
この方法にすると、ノートに「残す価値のある情報」だけを集約できるようになります。
ノートのボリュームも必要最低限になり、あとで読み返したときの充実感もぐっと増しました。
メモ帳は「裏紙」でもOK。紙在庫の整理にも◎
このメモ帳として使っているのは、市販のメモパッドではなく、身近な紙たちです。
裏紙、書き損じたノートのページ、余っているリフィルなど、家にある紙を再利用しています。
お気に入りの紙を使う必要もないので、気軽にどんどん書き出せるのが大きなメリット。
「失敗してもいい」「殴り書きでもいい」と思えると、思考の整理もスピーディーになります。
さらに、紙の在庫整理にもなるので一石二鳥。
手持ちの紙を活用しながら、気持ちまで軽くなる感覚があります。
システム手帳も活用候補に
メモをさらに便利に運用するために、システム手帳を活用するのもよさそうだと感じています。
リング式なら必要なメモだけを残して、不要になったものはすぐに抜き取ることができます。
もともといくつかシステム手帳を持っているのですが、いまいち使いこなせていなかったので、これを機に再活用するのも楽しそうです。
自分なりの「メモの運用ルール」をつくることで、日々の記録ももっと身軽に、もっと自由になります。
まとめ:ノートを「メモ経由」にすることで、記録の質が変わる
これまでは、すべてをノートに記録したいと思っていました。
でも、メモ帳を活用して一旦情報を仮置きするようにしてみると、ノートに残る情報の精度がぐっと上がります。
何よりも、「ノートを増やしすぎてしまう」という悩みが軽くなったことが大きな収穫です。
まだ始めたばかりの運用法ですが、これから自分に合ったメモ術を育てていくのが楽しみです。
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