単なる行動記録からスタート
当初、私の旅ノートは「何時に、どこに行ったか」といった内容を、時系列に淡々と書き残すだけのシンプルなものでした。
いわば、単なる行動記録です。
それでも、後から振り返れば「〇年〇月にここへ行ったんだな」と確認でき、旅の足跡をたどるには十分でした。
気軽に書き残す楽しみ
ところが最近は、旅ノートの中身が少しずつ変わってきました。
以前のように形式ばかりを意識せず、もっと肩の力を抜いて、自由に書き足すようになったのです。
- 朝食や昼食、夕食をどこで食べたか
- 事前に下調べした情報のメモ
- 現地でもらったパンフレットやスタンプ
こうした要素を取り入れることで、ページは少し雑多になりました。
整然とはしていませんが、そのぶん旅の空気がよりリアルに残り、見返すたびに楽しい気持ちがよみがえります。
1冊=1旅という新しいスタイル
旅ノートの使い方を模索する中で、2024年の夏からは「1冊を1つの旅専用にする」という方法を試してみました。
(実のところ、ノートの使い方に迷走した結果、ページ数が激減してしまったことがきっかけなのですが……)
それまでは2016年から同じ1冊に書き足し続け、まだ半分ほどしか使っていませんでした。
ところが2024年夏の旅では、パンフレットやチケットを貼り付けたこともあり、ちょうど旅の日数分のページでノートが埋まりました。
結果的に「1冊=1旅」とするスタイルは、思い出がひとまとまりになり、後から管理しやすいことに気づきました。
旅というイベントごとに独立させると、アルバムのような感覚で開けるのも気に入っています。
2025年の旅ノートは継続利用中
2025年の夏旅でも、同じくDAISOのB6サイズPUノートを使いました。
ただし今回はページが余っているため、次の旅の続きとして活用する予定です。
高価なノートだと「きれいに書かなきゃ」と身構えてしまいがちですが、プチプラのDAISOノートなら気軽に使えるのが魅力。
「1冊=1旅」にするか、「1冊で複数旅」にするかも自由に選べるので、自分に合った管理スタイルを模索できます。
旅ノートは“思い出の再生機”

振り返れば、最初はただの行動記録だった旅ノートが、今では“思い出の再生機”のような存在になりました。
ページをめくると、写真だけでは思い出せない空気感や感情までもがよみがえります。
きれいにまとめる必要はなく、その時々で書きたいことを残すだけでいい。
そんな自由な旅ノートが、私の旅に欠かせないお供になっています。
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