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旅先メモの取り方と注意点:後で困らないための4つの工夫

文具の余白

旅先での出来事を記録し、後で「旅ノート」にまとめる作業は、少し手間がかかりますが、後から旅を振り返るときには大きな宝物になります。
しかし、帰宅してメモを見返すと、「あれ、この時間は何の時刻だったっけ?」と首をかしげることが、私には何度もありました。

今回は、私が実際に経験した「旅先メモの失敗」と、そこから学んだ改善のコツをご紹介します。


出先でやってしまったメモの失敗

旅先では、移動や観光の合間に、メモ帳へ時刻を記録していました。
「9:15」「13:45」など、時間だけをシンプルに書き込むスタイルです。

ところが、いざ旅ノートを作ろうと見返すと、その時刻が何を示していたのか、まったく思い出せません。
たとえば「9:15」は出発時刻か、電車に乗った時刻か。
「13:45」は到着時刻なのか、昼食の開始時刻なのか。
数字だけでは意味を特定できず、せっかくの記録が役立たなくなってしまいました。


その場では分かるのに、後で分からなくなる

メモを取った瞬間は、「この時間は○○の時間」と自分の中で分かっています。
しかし、時間が経つと記憶の順序が曖昧になり、数字だけでは意味を再現できません。

また、旅先でのメモは移動や観光の合間に慌ただしく行うため、「とりあえず数字だけ」という省略メモになりがちです。
その結果、後から見ても解読不能な「謎の数字」の羅列になってしまうのです。


後で困らないための4つの工夫

同じ失敗を繰り返さないために、私は次の4つのポイントを意識するようになりました。

  1. 数字+行動で記録する
     例:「9:15 出発」「13:45 ○○駅到着」など、必ず行動や出来事を添える。
  2. 場所の名前を入れる
     例:「12:30 ○○カフェで昼食」など、地名や施設名を明記する。
  3. 簡単な感想をその場で
     例:「景色がきれい」「少し混んでいた」など、一言の感情を残す。
  4. 記録はまとめず、その都度書く
     「後でまとめて…」は忘れる原因。気づいたらすぐ記録する習慣を。

旅ノートをもっと楽しむために

旅ノートは、単なる行動記録ではなく、自分だけの思い出アルバムです。
メモを取るときに「時間+出来事+感情」をセットにしておくと、後からノートにまとめる作業が格段に楽しくなります。

数年後に見返したとき、「あの日のあの瞬間」が鮮やかによみがえる──そんな旅ノート作りのために、メモの質をほんの少し高めたいと思います。

ここまで読んでくださってありがとうございます。

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