*にほんブログ村アイキャッチ対策

お得なモノ・セール品との付き合い方|「安いから買う」を卒業するために考えたこと

文具の余白

セール品や値下げシール、〇%OFFの文字。
それらを目にすると、つい心が踊ってしまう――そんな経験はありませんか?

私はまさにそのタイプで、「お得」という言葉に非常に弱いのです!!
セール品との付き合い方を少しずつ見直そうと思ったきっかけや気づきを、今日は整理してみようと思います。


セールの「お得感」に心が揺れる自分

「〇%OFF」という文字を見た瞬間、それが本当に欲しいものかどうかよりも、「今買わなきゃ損するかも」という気持ちが先に立ってしまいます。
そして、なぜそれが必要なのか、自分の中で勝手にストーリーを作り上げ、自分を説得し始めるのです。

たとえば文具。
普段なら手に取らないようなアイテムも、「セールだから」とつい購入してしまいます。
でも、実際にそれをしっかり使いこなせた確率はどれくらいあるのでしょうか。

……正直、胸を張って「ほとんど活用できている!」とは言えません。


安い=買い!ではないと気づいたきっかけ

先日、とある文具のセール品を前に悩みました。
「今買わなきゃ、きっと後悔する」と思ったのです。
でも結局、購入しないという選択をしました。

そして驚いたことに――その後、ずっとその商品のことを考え続けてしまっていたのです。
買わなかったことを後悔し続けている自分に、ふと呆れてしまいました。

「なぜそこまで引きずるの?」
「そんなに欲しいものだったの?」
自分の“お得”に対する執着心に気づかされた瞬間でした。


セール品を買って満足していないか?

セール品を買うと、たしかにちょっとした高揚感があります。
「いい買い物をした!」という満足感です。

でもそのあと、使いこなせず眠らせてしまった文具の数々……。
「もったいない」と思いながら、手放した経験もあります。

本当に必要なものではなかったからこそ、そうなってしまったのだと思います。
セール品であっても、使いこなせなければ“お得”ではないですよね。


100均の「ちょっと買い」も積み重なれば大きな出費

これはセール品に限らず、百均での買い物にも共通しています。
「110円だから」とつい手に取る小物たち。

でも、5点買えば550円。
その金額で本当に使いたいお気に入りの1点を買う方が、満足度が高いかもしれません。

“ちょっと買い”は罪悪感が少なく、買うときのハードルも低いぶん、積み重なると意外と大きな出費になります。


「安いから買う」をやめるために意識したいこと

セール品を前にしても、「安いから」ではなく「本当に使うか」を冷静に考える時間を持つ。
それが、これから意識したいことです。

  • その商品は、定価でも買いたいと思うか
  • 買ったあと、使い方が明確にイメージできるか
  • 似たようなものをすでに持っていないか
  • セールという言葉に踊らされていないか

この問いかけを一つ挟むだけで、衝動買いをぐっと減らせる気がしています。


「お得」は手に入れることじゃなく、活かすこと

セール品を買うこと自体が悪いわけではありません。
お得に必要なものを手に入れるのは、賢い買い物です。

でも、それが「お得だった」と言えるのは、手に入れたあと活用できてこそ。
買った時点ではなく、使い続けることで価値が生まれるんですよね。

これからは「安いから買う」ではなく、「使いたいから買う」お買い物を心がけていきたいと思います。

コメント