ミシンと格闘したブランケットづくりの日
買い置きしていたフリース生地を使って、袋状のブランケットを作りました。
我が家では「袋状ブランケット」が大人気で、足元がぽかぽかになるので、毎冬大活躍しています。
今回も張り切ってミシンを準備したのですが…ここから思わぬ“ミシンとの格闘”が始まりました。
突然のミシントラブル、下糸がからまる！
いざ縫い始めようとした瞬間、ミシンの調子が明らかにおかしいのです。
下糸がからまるからまる……。
この症状は以前にも経験したことがあるため、上糸のかけ方、テンション、押さえの状態など、思い当たるところを順番に確認。
しかし何度やっても改善しないどころか、ついには ボビンケースまでズレる という事態に。
「これはいよいよダメかもしれない…」と心が折れかけた私は、ついに取扱説明書を引っ張り出すことにしました。
4年間ほぼノーメンテの結果…かまには埃がいっぱい
説明書に従って糸板を外し、かま周りを確認してみると、
購入から4年間、一度も掃除していなかったミシンは埃だらけ。
綿埃がぎっしり詰まっているのを見て、ここまでミシンが頑張ってくれていたことに申し訳なくなるほどでした。
丁寧に掃除をして、ボビンケースを慎重にセットし直し、再びミシンを動かします。
しかし、やはり状態は変わらず。
「今日はもう無理かもしれない…」と絶望しかけたその時、もう一度ボビンケースを確認してみると、ほんのわずかにズレていたのです。
これを丁寧に調整して、再びスイッチオン。
すると―― いつも通り軽やかに動くミシンの音！
思わずガッツポーズが出るほど嬉しい瞬間でした。
やっぱり紙の説明書は心強かった
今の時代、取扱説明書はネット検索すればすぐ見つかります。
正直なところ「紙で保管する必要ある？」と思っていたのですが、今回その存在に救われました。
画面でスクロールするより、紙の説明書をパッと開いて該当ページを確認するほうが圧倒的に早いし、何より 焦っている時ほど紙の安心感は大きい。
「紙の説明書、捨てなくてよかった…」と心から思いました。
初心者向けの愛用ミシン、これからも長く使うために
今使っているミシンは、私が初めて自分で購入したものです。
ミシンに慣れていない私でも扱いやすく、ちょっとした小物づくりから今回のブランケットまで、たくさんの思い出が詰まっています。
今までほとんどメンテナンスのことを考えずに使ってきたけれど、今回のトラブルでよく分かりました。
ミシンは使うだけでなく、時々お手入れしてあげることが大切。
埃を取る、ボビンケースを正しくセットする、油を差す――。
ほんの少しのメンテナンスで、ミシンは驚くほど気持ちよく動いてくれるのだと実感しました。
今回の袋状ブランケットも、無事に完成。
ミシンとの長い付き合いを目指して、これからは時々お手入れもしながら愛用していきたいと思います。
コメント