日常生活の中で、「ああ、うまくいかなかった」と肩を落とす瞬間は度々訪れます。
しかし振り返ってみると、その失敗やつまずきがきっかけとなり、結果的にもっと良い方向へ転がっていくことがあります。
まさに「災い転じて福となす」を実感する場面です。
今回も、日常のささやかな出来事の中で、この言葉の意味を改めて感じる出来事がありました。
思い通りにいかなかった“あの瞬間”
先日、楽天市場である商品を購入しようとしていました。
内容を確認し、いざ購入ボタンを押そうとしたその矢先、まさかの「売り切れ」の表示。
数秒前まで在庫があったのに……という悔しさが込み上げ、セール期間中に買えなかったことを残念に感じていました。
そのときの私は、「逃した魚は大きい」と思い込み、その瞬間の“失敗”に気持ちが引っ張られてしまっていたのです。
その後訪れた“予想外の選択肢”
しかし、数日後。
同じセール期間中にゲリラクーポンが発行され、結果的に別店舗で同じような商品を、当初よりもお得に購入できました。
売り切れた瞬間はただの「不運」に思えた出来事が、振り返ればもっと良い選択肢に辿り着くための“入口”だったのです。
正直なところ、その瞬間は小さなガッカリでしかありません。
でも後になってみると、「あのとき買えなくて良かったのかもしれない」と思える。
こうした経験は、日常の中で思いのほかたくさん転がっているものです。
自分が考える“最善策”は、本当の最善とは限らない
この出来事を通じて思ったのは、
自分が想定していた最善策が、必ずしも“本当の最善”ではない
ということです。
自分の思惑通りにいかなかったからといって、それが失敗だとは限らない。
むしろ、そのズレがなければ出会えなかった選択肢がある。
自分の視野の中にない“より良い未来”が、意外なところで待っている。
そう考えると、“今の不運”と見える出来事も、本当に不運なのかは後になってみなければわからないのです。
落ち込むより、“流れ”を信じてみる
人生は、思い通りにいかないことの連続です。
けれど、そのときに必要以上に落ち込まないことも大切なのだと感じます。
なぜなら、
どう転んでも道は続いていくから。
その道の先には、自分が想像していなかった選択肢が待っていることもある。
だからこそ、目の前の小さな「不運」に気持ちを奪われすぎず、流れに身を委ねる柔らかさを持てたら、日常が少しだけ軽やかになる気がします。
「災い転じて福となす」
現代の私たちの生活の中にも、静かに息づいているのだと改めて感じました。


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