セールに弱い私と、どう折り合いをつけていくか。作戦会議

文具の余白

議題:私はなぜ、こんなにもセールに弱いのか

まずは現状確認から始めたい。
私は、相場より安いもの、いわゆる「お値打ち品」にとても弱い。

必要かどうかを考える前に、
「安い」という情報だけで、心が一気に前のめりになる。
そして気づけば、その商品を欲しくなる理由探しが始まっている。

冷静に考えれば、
それは生活必需品ではなく、ただの嗜好品。
買わなくても、今日も明日も、暮らしはちゃんと回る。

……はずなのに、である。


議題:安いだけで欲しくなるのは、私の欠点か?

ここで一度、自分を責めるのはやめてみる。
心理学的に見ると、人はそもそも
「損をしたくない」
「チャンスを逃したくない」
生き物らしい。

価格や希少性と結びついた瞬間、
合理性よりも感情が先に反応するのは、ごく自然なことらしい。

特に、
・日常で我慢することが多い
・節約を意識して暮らしている
・普段は自分のためにあまりお金を使わない

こうした条件がそろっていると、
「お値打ち」という言葉は、強力な免罪符になる。

どうやら私は、まさにこのタイプらしい。


議題:買わなかったのに、なぜこんなに悔しいのか

先日も、メルカリで趣味の文具が
「これは安い」と思える価格で出品されていた。

欲しい。
でも本当に必要だろうか。
いや、なくても困らない。

そうやって自重しているうちに、
その商品はあっという間に売り切れた。

買っていないのに、なぜか心がざわつく。
損をしたわけでもないのに、悔しい。

これは「手に入らなかったものほど価値が高く見える」
人間の心理の仕業らしい。
納得はするが、感情は納得してくれない。


議題:この性分と、どう付き合っていくか

完全に克服する。
衝動をゼロにする。

──どうやらそれは、現実的な作戦ではなさそうだ。

感情は抑え込むものではなく、
一歩引いて観察するものと考えたほうがよさそうだ。

「今、私は“安いから欲しい”状態だな」
そう言葉にできるだけで、感情と少し距離ができる。

この“間”があれば、買っても買わなくても、
心の消耗はだいぶ減る気がしている。


最終確認:これからの付き合い方

お値打ち品に心が動くこと自体が減ればいいなと思う。
「安いから買う」
それだけを理由に手を伸ばす買い物は、少しずつ手放していきたい。

本当に必要か。
本当に好きか。
それを自問自答する。

次にセール品を見つけたとき、また心が揺れることもあるだろう。
それでも、その揺れを自覚した上で選ぶなら、以前よりはきっと納得のいく買い物になるはずだ。

完璧な答えは出ない。
でも、「安いから」という理由だけで決めない。

以上、
今日の作戦会議はこれにて終了です。

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