はじめに
小学生の交通安全見守り、いわゆる「旗当番」。
わが家でも長男の入学以来、月に一度ほど担当しています。
気づけば今年で4年目。
続けていくうちに、この時間だからこそ見えるものがあると感じるようになりました。
4年間で見えた子どもたちの変化
旗当番に立っていると、子どもたちの成長を間近で感じる瞬間がたくさんあります。
以前、幼稚園に通っていると聞いていた子が、黄色い帽子を被って元気に登校していたり。
ベビーカーに乗っていた小さな子が、自分の足でしっかり歩き、時には走っていたり。
4年という時間の中で、子どもたちは驚くほど大きく変化しています。
日々の生活の中では気づきにくい成長も、こうして少し離れた立場から見守ることで、より鮮明に感じられるのかもしれません。
「今しかない時間」に気づく
この当番の時間に顔を合わせるご家族との何気ない会話に、ふと心を動かされることがありました。
ある日、「3人兄弟で一緒に登校するのは今年だけなんです」と教えていただきました。
その一言を聞いたとき、何気なく過ごしている日常が、実はとても貴重な時間なのだと改めて感じました。
兄弟で並んで歩く後ろ姿。
何気ない会話や笑い声。
それらは、当たり前のようでいて、限られた期間の中にしか存在しないものです。
大人と子どもの「時間の違い」
大人になると、1年、3年、5年という時間は、そこまで大きな変化を感じにくくなります。
けれど子どもにとっての時間はまったく違います。
1年で背が伸び、顔つきが変わり、できることが増えていく。
3年経てば、まるで別人のように成長することもあります。
5年も経てば、幼さの面影がぐっと薄れ、頼もしさが増していきます。
旗当番という限られた時間の中でも、その変化ははっきりと感じ取ることができます。
高学年の姿に感じる頼もしさ
特に印象的なのは、高学年の子どもたちです。
低学年の頃はあどけなかった子が、いつの間にかしっかりとした表情になり、
下級生を気にかけながら歩く姿を見ると、思わず「立派になったな」と感じてしまいます。
声のかけ方ひとつ、歩き方ひとつにも成長がにじみ出ていて、
その変化を見守れることは、ちょっとした喜びでもあります。
旗当番は「見守るだけではない時間」
交通安全のための役割として始まる旗当番ですが、
実際にはそれ以上の意味を持つ時間だと感じています。
地域の子どもたちの成長に触れ、
日常の中にある小さな変化に気づき、
「今」という時間の尊さを実感する。
忙しい毎日の中で見過ごしてしまいがちなことに、ふと立ち止まって気づける時間でもあります。
おわりに
この4年間で、たくさんの子どもたちの成長を見てきました。
同じ場所に立ち、同じ時間に見守っているだけでも、
その中で流れている時間は決して同じではありません。
子どもたちにとっての1年は、かけがえのない変化の連続です。
だからこそ、何気ない朝のひとときも、少しだけ大切に感じながら過ごしていきたい。
そんなふうに思えた、旗当番の時間でした。

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