結婚を機に、家計簿ノートをつけはじめて11年目になりました。
デジタル家計簿の便利さを理解しつつも、いまだにアナログにこだわり、
コツコツとノートに書き続けている私のやり方をご紹介します。
使っているのはA5ノート2冊とルーズリーフ1冊だけ
現在使っているのは、以下の3冊です。
- コクヨのA5方眼ノート(80枚)2冊
- A5サイズのルーズリーフファイル1冊
この3冊で、11年分の記録が収まっています。
もちろん、まだまだ余白があり、今のところ新しいノートを追加する予定もありません。
ノート2冊は「固定費」と「給与明細」に特化
ノートはそれぞれ役割を分けています。
- 1冊目:固定費(光熱費・通信費・保険など)の記録
- 2冊目:給与明細や賞与、年末調整の控えなど収入関連の記録
使うノートが決まっていることで、探しやすく、見返しやすいのも続けられている理由のひとつです。
変動費はルーズリーフで自由に記録
もともとは変動費(食費・日用品・娯楽など)もノートに書いていたのですが、
科目ごとに使用するページ数にばらつきが出てきたため、途中からルーズリーフに切り替えました。
ルーズリーフなら、足りないところだけページを追加できるし、カテゴリの並べ替えも自由。
この“自由さ”が、実はアナログ派の自分にはピッタリでした。
改良の余地も活用の余地もまだまだ
完璧とは程遠く、むしろ**「よくぞこんな効率の悪い方法を11年も」**と自分でも思う部分は多々あります。
でも、その非効率さが、どこか私の性に合っている気もして。
色分けしたり、インデックスを貼ったり、使い方を整えようと思えばいくらでもやれるのですが、
**「あえて未完成でいること」**が、長く続ける秘訣なのかもしれません。
デジタル派の家族に言われ続けながらも…
家族には、もう何年もこう言われ続けています。
「これこそ、デジタルでやるべき!」
本当にその通り。私も頭では納得しています。
でも、“続けられる”のはアナログだからこそなんですよね……
日々の生活の合間にペンを手に取り、ノートを開く。
無駄なようで、心が整う。
そういう時間が私にとっての家計簿タイムです。
最適解は知っている。でもあえて選ばない。
そんな、ちょっと不器用で、でも愛おしい回り道を、これからも楽しんでいきたいなと思います。
ここまで読んでくださってありがとうございます。
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