先日、ダイソーのスタンプコーナーをのぞいたときのこと。
冬のモチーフをテーマにした新作が並んでいました。
かわいらしいスノードームやツリー、サンタやトナカイなど、どれも心をくすぐるデザインばかり。
10種類ある中から、悩みに悩んでひとつだけお迎えしました。
(写真に写っているもう一つのスタンプもダイソーのものです。)
実は、私はもともとスタンプを敬遠していました。
というのも、「スタンプは飾る手帳向き」だと思っていたから。
私自身は、どちらかといえばシンプルに書き込む派。
デコレーションよりも、実用性重視の手帳が好きだったのです。
気付けば増えていたスタンプたち
ところが、気付けば手元にはスタンプがたくさん。
ほとんどが100均で手に入れたものです。
かわいい柄を見つけると、「これくらいならいいか」とつい手が伸びてしまうのが100均マジック……。
いまだに「思うように使いこなせていない」という現実もあり、定期的に「もう手放してしまおうか」という思いがよぎります。
使いこなせないのなら、まとめて整理してスッキリしてしまったほうがいいのでは――そんな気持ちになる瞬間も少なくありません。
それでも、またひとつお迎えしてしまう
そんな思いとは裏腹に、新しいスタンプをお迎えしてしまいました。
そしてさっそくノートに押してみたものの、「う~ん、センスがいまいち……」。
頭の中で描いていたイメージと、実際の仕上がりとのギャップに、ちょっぴり落ち込みもします。
「やっぱりスタンプって難しいな」と感じる一方で、スタンプの世界にはいろんな魅力があるのも事実。
SNSで見かける素敵な手帳デコを見ると、「こんなふうに使えるようになりたいな」と憧れの気持ちがふくらみます。
手放す?それとも使いこなす?
スタンプを前にすると、
「もういっそのこと全部手放そう」という気持ちと、
「もっと上手に使えるようになりたい」という気持ちが交錯します。
さらに最近では、スタンプパッドにも気持ちが揺れています。
「100均じゃない、ちょっといいインクパッドも欲しいな……」と心の声がつぶやき始めているのです。
大変に困ったものです(苦笑)
迷いがあるうちは、もう少し一緒に
それでも、まだ迷いがあるうちは、無理に手放す必要もないのかもしれません。
とりあえず今は、手元にあるスタンプを活かす方法を模索してみようと思っています。
「使いこなせていない」ことに後ろめたさを感じるよりも、
「どう使えるか」をゆっくり探していけばいい。
この冬モチーフのスタンプをきっかけに、また少しずつ手帳の楽しみ方を広げられたらいいなと思っています。
おわりに
スタンプとの付き合い方に正解はありません。
使いこなせなくても、持っているだけでちょっと気分が上がる。
そんな楽しみ方も、きっとひとつの形。
「手放すか」「活かすか」迷いながら、また次のスタンプコーナーに足を運んでしまう――それが、私の“スタンプ沼”です。
コメント