習い事の会場変更で退会も考えた話

日々のこと

子どもたちが通っている運動の習い事があります。

兄弟そろって楽しみにしている時間で、気が付けば通い始めてから一年以上が経ちました。

そんなある日、一通のお知らせが届きました。

運営側の事情により、これまで使用していた会場が使えなくなる日があり、今後は別の会場でレッスンを行う日もあるという内容でした。

「会場が変わるだけ。」

そう聞くと、大きな問題ではないように思えるかもしれません。

けれど、わが家にとっては、とても大きな出来事でした。

私は普段、車を運転しない生活をしています。

買い物や外出も、徒歩です。

そのため、習い事を選ぶときも、「自分一人で子どもを連れて通えること」は、とても大切な条件でした。

もし新しい会場が車でしか行けない場所だったら。

その時は、残念ですが退会も考えなければならないと思っていました。

一度だけ、主人に無理をお願いして送迎してもらったことがあります。

主人は普段から車を使っていますが、毎週送迎をお願いできる状況ではありません。

その会場を使うのは一度きりだったため、すぐに退会を決めず、もう少し様子を見ることにしました。

そして、その後に案内された新しい会場は、電車を利用すれば通える場所でした。

正直な気持ちを言えば、以前の会場以上に通いやすい場所ではありません。

移動時間も長くなりますし、設備面でも、これまでの会場がとても恵まれていたことを改めて実感しました。

できることなら、以前と同じ場所で、これまで通りレッスンを受けられるのが一番です。

その気持ちは、今も変わりません。

でも、現実にはどうにもならない事情があります。

「以前に戻ってほしい」と思い続けても、自分では変えられないこともあります。

そんな時は、その状況の中で、自分が少しでも前向きになれる考え方を探してみるようにしています。

今回であれば、電車に乗る機会が増えたこと。

子どもたちは電車が好きなので、それだけでも少し特別なお出かけ気分になります。

初めて降りる駅。

初めて歩く道。

知らなかった街並み。

「こんなところに公園があるんだね。」

「坂道がとても多いね。」

目的地へ向かうまでの時間も、子どもたちにとっては立派な経験なのかもしれません。

とはいえ、時間にも余裕を持って行動しなければならず、親としては以前より気を遣う場面も増えました。

それでも、「この状況だからこそ得られるものは何だろう」と考えてみると、少しだけ気持ちが軽くなります。

思い通りにならないことは、子育てをしていると本当にたくさんあります。

予定が変わることもあります。

環境が変わることもあります。

そのたびに戸惑いますが、変化の中で新しい楽しみを見つけられると、案外その経験が後から良い思い出になることもあるように思います。

子どもたちは今も変わらず、習い事の日を楽しみにしています。

これから先、また環境が変わることがあるかもしれません。

その時は、その時に考えればいい。

無理をしすぎず、続けられる方法を探しながら、できるところまで続けていきたいと思います。

思い通りにならない出来事は、決してうれしいものではありません。

それでも、その出来事をどう受け止めるかは、自分で選ぶことができます。

今回の会場変更は、そんなことを改めて考えるきっかけになりました。

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