先日、お出かけをしました。
今回のお出かけは、少し迷いのあるものでした。
というのも、事前に「かなり高い確率で雨が降るかもしれない」「場合によっては、天候がかなり悪化するかもしれない」という予報が出ていたからです。
それでも、予定を変更することなく、お出かけすることにしました。
もちろん、雨が降る可能性は頭に入れていました。
雨具を用意し、天候が悪くなった場合のことも考えておく。
もともとは電車での移動を予定していましたが、天候のことを考えて、自家用車で移動することにもしました。
車で行くことにも多少の不安はありました。
それでも、できる範囲で準備をして、その日を迎えました。
「やっぱり雨が降った」と、すんなり受け入れられた
当日の午前中は、幸いにも曇り空。
多少、雨がパラパラと降ることはありましたが、傘をさすほどではありませんでした。
「このまま何とかもってくれたらいいな」と思いながら過ごしていました。
ところが午後になると、やはり雨が降り出しました。
そのとき、私は自分でも少し意外に思うほど、何の抵抗も感じませんでした。
「ああ、やっぱり降ったか」
そう思って、用意していた傘を取り出し、さっと傘をさしました。
それだけです。
「せっかくのお出かけなのに」
「今日に限って雨なんて」
「雨が降らなければよかったのに」
そんなふうに、気持ちが大きく乱れることがありませんでした。
もちろん、晴れていたほうがよかったに決まっています。
せっかく予定を立てて、準備をして、楽しみにしていたお出かけです。
雨が降らないに越したことはありません。
それでも、雨が降ったことを「想定外の出来事」として受け止めるのではなく、「雨が降るかもしれないと分かっていて出かけたのだから、降ることもあるよね」と、自然に受け入れることができました。
それが、なんだか嬉しかったのです。
事前の「心づもり」が、気持ちを助けてくれた
今回、雨が降ってもそれほど残念な気持ちにならなかったのは、事前に覚悟していたことが大きかったのだと思います。
「雨が降るかもしれない」と分かっていれば、雨が降ったときに驚きません。
傘を用意していれば、傘をさせばいい。
天候が悪化する可能性を考えていれば、予定を変更したり、屋内で過ごしたりすることもできます。
実際、午後からは屋内で過ごしていたので、それも大きかったのかもしれません。
けれど、それだけではなく、私は今回、「思い通りにならない可能性」を最初から受け入れていたのだと思います。
もともとは電車で行く予定だったところを、車に変更したことも、結果的にはよかったと思っています。
変更すること自体には不安がありました。
でも、そのときに「どうなるか分からないけれど、今できることをしておこう」と考えて選択したことが、結果的に自分たちを助けてくれました。
思い通りにいかないことを「失敗」にしない
以前、どこかで、
「うまくいかないことのほうがデフォルトだと思っておいたほうが楽」
というような言葉を聞いたことがあります。
その言葉を、今回のお出かけでふと思い出しました。
つい、「こうなってほしい」と予定を立てます。
晴れてほしい。
予定どおりに進んでほしい。
せっかく準備したのだから、楽しい一日になってほしい。
もちろん、そうなれば嬉しい。
でも、現実には、なかなか予定どおりにはいきません。
天気は変わります。
交通機関が遅れることもあります。
予定が変更になることもあります。
一緒にいる人の気分や体調が変わることもあります。
自分がどれだけ準備をしていても、自分ではコントロールできないことはたくさんあります。
だからこそ、「思い通りにいくこと」を当たり前にするのではなく、「思い通りにいかないこともある」を最初から少しだけ想定しておく。
それだけでも、何か起きたときのストレスは小さくできるのかもしれません。
コントロールできないことより、できることに目を向ける
今回のことで改めて感じたのは、自分ではコントロールできないことを、コントロールしようとしすぎないことの大切さです。
雨を止ませることはできません。
でも、傘を用意することはできます。
天候そのものは変えられなくても、雨の中でどう過ごすかは考えることができます。
予定どおりにならない可能性をゼロにはできなくても、そうなったときに困らないように準備することはできます。
そう考えると、「どうしてこうなったの?」と起きてしまったことに抵抗するよりも、「では、ここからどうしよう」と考えるほうが、ずっと気持ちが楽です。
今回のお出かけは、決して完璧に予定どおりだったわけではありません。
雨も降りました。
予定も少し変更しました。
それでも、「思っていたより、悪くなかったな」と思える一日になりました。
思い通りにいかなくて当たり前。
その中で、できる準備をしておく。
そして、起きてしまったことは、できるだけ静かに受け止める。
そんなふうに過ごすことができれば、避けられない出来事に振り回される時間を、少し減らせるのかもしれません。
雨が降ったからこそ、そんなことを考えたお出かけでした。


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