自分が起こすバタフライエフェクト

日々のこと

毎日の暮らしの中には、小さな選択が無数にあります。

「今日はやめておこう」
「少し面倒だけれど、行ってみよう」

どちらを選んでも、大きく人生が変わるわけではありません。

けれど私は最近、その小さな選択の積み重ねこそが、未来を少しずつ変えているのではないかと思うようになりました。

昨日、「しんどい方を選んでみよう」と書いたばかりですが、その考え方を改めて実感する出来事がありました。

図書館へ行くか、行かないか

私は日常的に図書館を利用しています。

本を返却する期限や、その日の予定、そして天気。

いろいろな条件を見ながら、「今日は行こうか、それとも次にしようか」と考えます。

私の場合、図書館までの移動手段は徒歩です。

そのため、雨の日はできれば避けたい。

暑い日も、寒い日も、正直なところ腰が重くなります。

「今日はやめておこうかな。」

そんな気持ちになる日は少なくありません。

それでも、迷った末に「行こう」と決めると、不思議なことに、帰宅してから「やっぱり行ってよかった」と思うことがほとんどです。

借りる本の多くは、息子たちのため

図書館で借りる本は、自分の本だけではありません。

むしろ多くは、息子たち向けの本です。

「これは好きそうだな。」

「こんな本を読んでほしいな。」

そんなことを考えながら、本棚を眺めています。

学校から帰ってきた息子たちが、本を見つけると、

「これ借りてきたの?」

と言いながら、夢中になって読み始めます。

その姿を見るたびに、

「今日は図書館へ行ってよかった。」

そう思います。

私一人の「行く」という選択が、子どもたちの読書時間を生み出しているのです。

思いがけないプレゼント

そして今日は、さらに嬉しい出来事がありました。

図書館に、自由に持ち帰ってよい本が置かれていたのです。

古くなった蔵書なのでしょうか。

「ご自由にどうぞ。」

そんな一言が添えられていました。

何冊か並んでいる中に、息子たちが喜びそうなギャグ漫画を見つけました。

ありがたく持ち帰ることにしました。

帰宅して机に置いておくと、予想どおりです。

息子たちはすぐに見つけ、夢中で読み始めました。

ページをめくりながら笑っている姿を見ていると、私まで嬉しくなります。

もし今日、

「面倒だからやめよう。」

そう決めていたら、息子たちがこの漫画を読むことはなかったかもしれません。

自分が起こすバタフライエフェクト

「バタフライエフェクト」という言葉があります。

遠くで羽ばたいた蝶が、巡り巡って大きな変化につながるという考え方です。

もちろん、私が図書館へ行ったことで世界が変わるわけではありません。

けれど、私の行動は、少なくとも家族には影響を与えています。

私が一歩外へ出る。

本を選ぶ。

家へ持ち帰る。

子どもたちが読む。

その時間が、もしかすると読書好きになるきっかけになるかもしれない。

新しい知識や興味につながるかもしれない。

そんな未来のことは誰にも分かりません。

でも、小さな選択が、小さな変化を生み、その変化がまた次の出来事へつながっていく。

そう考えると、私自身も誰かのバタフライエフェクトの一部なのだと思えてきます。

小さな「行動」が未来をつくる

最近は、「楽な方」ではなく、「少しだけしんどい方」を選んでみようと意識しています。

もちろん、無理をするという意味ではありません。

迷ったときだけ、ほんの少しだけ勇気を出してみる。

それだけです。

図書館へ行く。

一冊だけ本を読む。

そんな小さな行動が、思いもよらない出来事につながることがあります。

未来は、大きな決断だけで変わるのではなく、今日の何気ない選択によって少しずつ形作られているのかもしれません。

だから、迷ったら、ほんの少しだけ前へ進む方を選んでみたいと思います。

コメント