欲しいものとの出会いはタイミング次第
メルカリやブックオフを利用することがよくあります。
新品の商品を扱うお店と違い、中古品を扱うお店では、欲しい商品がいつもそこにあるわけではありません。
誰かが手放したタイミングで商品が出品され、それを自分が見つけられたときだけ購入できます。
まるで一期一会のようなものです。
だからこそ、欲しかったものを見つけたときの喜びは大きいですし、逆に買い逃してしまったときの残念さもなかなかのものです。
先日、まさにそんな出来事がありました。
入荷メールに気づいたときには売り切れていた
ずっと探していた本がありました。
現在は書店で購入できず、中古市場で見つけるしかありません。
ブックオフの入荷お知らせメールを登録していたところ、ついに入荷通知が届いたのです。
ところが、そのメールに気づいたのは数時間後でした。
急いでサイトを開いて確認したものの、すでに売り切れ。
やっと巡ってきたチャンスだっただけに、とても残念でした。
「あと少し早く気づいていれば」
「なぜあのときメールを確認しなかったのだろう」
そんなことばかり考えてしまいました。
「ご縁がなかった」と思っても割り切れない
こういうときによく聞くのが、「ご縁がなかったんだよ」という言葉です。
私自身もそう考えようとしました。
ご縁があればまた巡ってくる。
今回はタイミングが合わなかっただけ。
そう思えば少しは気持ちが楽になる気がしたのです。
けれど、現実にはそう簡単に割り切れるものではありませんでした。
欲しかった本です。
ずっと探していた本です。
残念なものは残念です。
ご縁という言葉で納得しようとしても、しばらくは心のどこかに引っかかったままでした。
私は昔から引きずるタイプで……
振り返ると、私は昔から気持ちを引きずるタイプでした。
失敗したこと。
うまくいかなかったこと。
手に入らなかったもの。
そういった出来事を何度も思い返してしまいます。
周りから見れば大したことではないような出来事でも、自分の中では長く残ることがあります。
今回の本の件もそうでした。
たかが本一冊。
されど本一冊。
頭では理解していても、気持ちが追いつかないことがあります。
時間が解決してくれることもある
それでも、ひとつだけ経験から分かっていることがあります。
それは、時間が気持ちを変えてくれるということです。
これまでの人生を振り返ると、そのときは大きな出来事だったことも、今となってはそんなこともあったなという程度のことがたくさんあります。
当時は本気で落ち込み、悩み、悔しがっていたはずなのに、数年後には「そんなこともあったな」と思えるようになっている。
不思議なものです。
今回の出来事も、おそらく同じなのでしょう。
今はまだ少し悔しい気持ちがあります。
けれど、時が経てば、きっと穏やかに振り返れるようになっているはず。
年齢を重ねて少しだけ上手になった
若い頃の私は、感情の波にもっと翻弄されていました。
うまくいかなかったことがあると、必要以上に落ち込みました。
思い通りにならないことがあると、なかなか気持ちを切り替えられませんでした。
今でもそういう部分はあります。
ただ、昔と違うのは、「この気持ちは永遠には続かない」と知っていることです。
今は残念でも、そのうち薄れていく。
今は悔しくても、いつか受け入れられる。
そんな経験を積み重ねてきたからこそ、以前よりは少しだけ気持ちとの付き合い方が上手になった気がします。
また出合える日を楽しみに
欲しかった本を買い逃した。
ただそれだけの話です。
それなのに、こうして長々と文章にしてしまうあたり、自分でも少しおかしくなります。
残念な気持ちを抱えながら、それを言葉にして整理していく。
そうしているうちに、少しずつ気持ちも落ち着いていくのでしょう。
今回はご縁がありませんでしたが、どこかのタイミングで、その本と出合えるのを楽しみにしたいと思います。

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