人の価値観は、一生を通して変わっていく
人の一生は平均で80年ほどだといわれています。
その長くて短い時間の中で、価値観や物事の評価基準は少しずつ変化していくものなのだなと、ふと思いました。
その時々で、「これが大切だ」と思っていることがあっても、年月が経ち、さまざまな経験を積むことで、その考え方は少しずつ形を変えていきます。
年齢による変化もあるでしょう。
時代の流れによる変化もあるでしょう。
そして、その二つが重なり合うことで、自分自身の価値観は少しずつ更新されていくのだと思います。
時代が変われば、当たり前も変わる
私が学生だった頃には、スマートフォンはありませんでした。
友達との待ち合わせは電話やメールが中心で、わからないことがあれば図書館へ行ったり、本を開いたりして調べるのが当たり前でした。
それが今では、スマートフォンは毎日手にする身近な存在です。
知りたいことがあれば数秒で調べられ、地図も、買い物も、銀行も、写真も、一台で済んでしまいます。
昔の自分から見れば想像もできなかった生活ですが、今ではそれが「普通」になっています。
当たり前だと思っていることは、実は時代によって大きく変わるものなのだと感じます。
立場が変わると、見える景色も変わる
価値観を変えるのは、時代だけではありません。
自分自身の立場も、大きく影響しているように思います。
子どもの頃は、家族に守られる立場でした。
今は、自分が親となり、子どもたちを見守る立場になりました。
同じ出来事でも、親の立場になって初めて見えてくることがあります。
変化を恐れず、でも変えたくないものもある
毎日を過ごしていると、本当にたくさんの刺激があります。
新しい技術に触れたり、人との出会いがあったり、本を読んで考え方が変わったり。
そうした小さな積み重ねが、少しずつ自分を変えていくのでしょう。
だからこそ、「昔と考え方が違う」と感じることは、決して悪いことではないと思います。
むしろ、それだけ経験を重ねてきた証なのかもしれません。
一方で、どんな時代になっても大切にしたいものもあります。
相手を思いやること。
誠実であること。
約束を守ること。
感謝の気持ちを忘れないこと。
こうした土台となる価値観は、できるだけ変えずに持ち続けたいと思います。
変わることを受け入れながら、自分で選びたい
年齢を重ねるほど、「変わること」に少し抵抗を感じるようになってきた気がします。
慣れ親しんだ考え方や生活が心地よく感じられる一方で、新しいものや変化に対して、無意識のうちに慎重になっている自分もいます。
だからこそ、その変化をただ拒むのではなく、自分で受け入れ、自分の意思で選んでいけるよう心掛けたいと思っています。
流されるのではなく、「これは取り入れてみたい」「これはこれからも大切にしていきたい」と、自分なりに考え、判断する。
そんな姿勢を持ち続けられたら、年齢を重ねることも、きっと前向きに楽しめるのではないかなと。
価値観は、一生を通して少しずつ変わり続けるもの。
だからこそ、変化を恐れるのではなく、その時々の自分と向き合いながら、何を変え、何を変えずに生きていくのか。
そんな一つひとつの選択を、これからも丁寧に積み重ねていきたいと思う今日この頃です。

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