睡眠の悩みをきっかけに始めた「1:2の呼吸法」
5か月ほど前、「呼吸を整えて眠る」という記事を書きました。

その記事の中で紹介したのが、「1:2の呼吸法」です。
方法はとてもシンプル。
- 2秒かけて息を吸う
- 4秒かけて息を吐く
このように、吸う時間の2倍の時間をかけて吐く呼吸を繰り返します。
吐く時間を長く取ることで副交感神経が優位になり、身体がリラックスしやすくなると言われています。
当時は半信半疑ながら、一度試してみようという気持ちでした。
それから約5か月。
今日は、その後の経過について書いてみたいと思います。
5か月続けて感じた変化
まず最初にお伝えしたいのは、これはあくまで私個人の体験だということです。
いわゆる「N=1」の話なので、誰にでも同じ結果が出るとは限りません。
それでも、私自身は続けて良かったと感じています。
一番大きな変化は、睡眠が深くなったように感じることです。
若い頃は、眠ることにそれほど苦労した記憶がありません。
布団に入れば自然と眠れましたし、朝まで目覚めることもあまりありませんでした。
ところが年齢を重ねるにつれ、夜中に目が覚めることが増えてきました。
一度目覚めると、そこからなかなか寝付けない日も出てきていました。
もちろん生活習慣や年齢など、睡眠にはさまざまな要因があります。
ですから、すべてが呼吸法のおかげだとは言い切れません。
ただ、寝る前に呼吸を整える習慣を取り入れてからは、以前よりもぐっすり眠れる日が増えたように感じています。
少なくとも、「続ける価値はあった」と思える程度には変化を実感しています。
呼吸は無料でできるセルフケア
この呼吸法を教えてくださった先生が、印象的なことをおっしゃっていました。
高額なお金を払って得たものには感謝するのに、無料で改善できることには関心を示さないのはもったいない。
確かにその通りだと思いました。
私たちはつい、「効果があるもの=お金がかかるもの」と考えてしまいがちです。
高価なサプリメント。
最新の健康グッズ。
話題の睡眠改善アイテム。
もちろん、それらを否定するつもりはありません。
実際に助けられている人もたくさんいるでしょう。
ですが、呼吸は違います。
道具も必要ありません。
お金もかかりません。
今この瞬間から始めることができます。
しかも私たちは、生まれてからずっと呼吸をしています。
普段は無意識に行っているため、その重要性を忘れてしまいがちですが、少し意識を向けるだけで身体の状態に影響を与えられる。
それは考えてみれば、とても興味深いことです。
小さな習慣が意外と大きな変化を生む
何かを変えたいと思ったとき、人はつい大きなことをしようとします。
毎日1時間運動する。
資格取得のために猛勉強する。
生活習慣を一気に改善する。
もちろん、それも素晴らしいことです。
ただ、大きな変化は続けるのが難しい場合があります。
一方で、呼吸を整えることは数分でできます。
寝る前に少し意識するだけです。
それほど負担になりません。
だからこそ、5か月も続けられたのだと思います。
そして振り返ってみると、生活を少し良くしてくれるのは、こうした「小さな習慣」だったりします。
派手ではありません。
劇的でもありません。
けれど、毎日積み重なることで、気が付けば以前とは違う状態になっている。
そんな変化があります。
睡眠に不安がある方は一度試してみてほしい
もし、
- 夜中に目が覚めてしまう
- 寝付きが悪い
- 寝ても疲れが取れない気がする
そんな悩みを抱えている方がいらっしゃるなら、一度試してみてもいいかもしれません。
やり方は簡単です。
- 鼻から2秒かけて息を吸う
- 4秒かけてゆっくり吐く
- これを数分繰り返す
特別な準備は必要ありません。
合う人もいれば、合わない人もいるでしょう。
ですが、試してみるためのコストはほぼゼロです。
だからこそ、気軽に始められます。
私自身、5か月前にはここまで続くとは思っていませんでした。
それでも今では、寝る前の呼吸はすっかり習慣になっています。
ほんの少し意識を向けるだけで、日々の暮らしは少し良くなる。
そんなことを、この5か月の呼吸習慣から教わったような気がします。

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