私は、iwakiの「パック&レンジ」のガラス容器を愛用しています。

保存容器はいろいろありますが、私がこの容器を気に入っている理由の一つが、中身が見えることです。
「透明であること」。
たったそれだけのことなのですが、私の暮らしにとっては、意外と大きな意味があります。
不透明な容器は、中身を忘れてしまう
不透明な容器に食材や料理を入れたとき、その直後はもちろん何が入っているのか覚えています。
「これは昨日の残りもの」
「これは夕食用に作ったおかず」
「これは少しだけ残しておいた野菜」
入れたばかりなら、ちゃんと覚えているのです。
ところが、それが冷蔵庫の奥に入って数日経つと……。
すっかり忘れてしまいます。
冷蔵庫を開けても、そこにあるのが見えなければ、存在そのものを思い出せない。
そして、別の料理を作ったあとになって、
「そういえば、あれが残っていた!」
と気づくことがあります。
もったいないことをしてしまったな、と反省します。
「見える」だけで、存在を思い出せる
その点、透明な保存容器なら、冷蔵庫を開けたときに中身が目に入ります。
ふたを開けなくても、
「これ、食べなきゃ」
「これ、まだ残っている」
「そろそろ使ったほうがよさそう」
と気づくことができます。
つまり、透明な容器は、単に中身を確認しやすいだけではありません。
**「存在を忘れないための仕組み」**にもなっているのだと思います。
私は、記憶力にあまり自信がありません。
だからこそ、「ちゃんと覚えておこう」と自分の記憶だけに頼るよりも、忘れてしまっても困らないように、目に入る仕組みを作っておくほうが安心なんです。
マグカップに入れていた「からし」も透明に
保存容器だけではありません。
以前、使わなかったパウチ入りのからしを、マグカップにまとめて保管していました。
これも、そのときは特に問題を感じていませんでした。
ところが、マグカップは中が見えません。
しばらくすると、そこに何が入っているのか、やっぱり忘れてしまいます。
そこで、透明なグラスに移し替えることにしました。
すると、グラスを見るだけで、
「あ、からしが残っている」
と分かります。
たったこれだけの変更ですが、私にとってはかなり快適です。
記憶力に頼りすぎない暮らし
もちろん、記憶力を磨く努力も必要なのだと思います。
覚えておくこと、整理すること、頭の中に情報を残しておくこと。
でも、何でも自分の記憶だけで管理しようとすると、どうしても限界があります……
だから私は、「覚える努力」だけではなく、「忘れても大丈夫な仕組み」を作ることも大切なのではないかと思うようになりました。
透明な保存容器も、その一つです。
「見える化」は、暮らしを少し楽にする
透明な容器を使う。
目につく場所に置く。
中身がひと目で分かるようにする。
こうした小さな工夫は、家事の効率を上げるだけでなく、「あれ、何だったっけ?」と考える回数を減らしてくれます。
そして何より、食品を無駄にしてしまうことも減らせそうです。
「忘れないように頑張る」のではなく、
忘れてしまう自分でも、忘れにくい環境をつくる。
これは、キッチンに限らず、いろいろな場面で使える考え方なのかもしれません。
ないなら、ないなりに工夫する
記憶力に自信がないなら、記憶力に自信がないなりに。
片付けが苦手なら、片付けが苦手なりに。
忘れっぽいなら、忘れてしまっても困らないように。
自分の苦手な部分を「直さなければ」と考えるだけではなく、道具や環境の力を借りて補っていく。
iwakiのパック&レンジを眺めながら、そんなことを考えました。
「透明であること」。
それは、ただ中身が見えるというだけではありません。
目に見えるから、存在を思い出せる。
存在を思い出せるから、使い切ることができる。
そして、使い切ることができれば、食品を無駄にすることも減らせる。
小さな工夫ですが、私にとっては、とても頼りになる暮らしの仕組みです。
自分ができること、できないことを知ったうえで、道具や環境の力を借りながら、自分にとって無理のない暮らしを作っていく。
これからも、そんな「自分を助ける小さな工夫」を見つけていきたいと思います。

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