宿題の丸付けに使う色というと、何色を思い浮かべるでしょうか。
おそらく、多くの方が「赤色」と答えるのではないかと思います。
私自身もその一人で、普段は子どもたちの宿題を赤色の色鉛筆で丸付けしています。
ところが、この夏休みは少しだけ気分を変えてみることにしました。
赤色ではなく、橙色やピンク色の色鉛筆で丸付けをしてみることにしたのです。
きっかけは、家に眠っていた色鉛筆
理由はとても単純です。
家にある色鉛筆を使い切りたかったから。
この色鉛筆は、新しく購入したものではありません。
主人の実家や私の実家にあった中古の色鉛筆を譲り受けたもので、子どもたちが幼稚園の頃は、塗り絵やお絵描きで毎日のように活躍していました。
ところが、長男は小学4年生、次男は小学2年生になりました。
成長とともに塗り絵をする機会は自然と減り、色鉛筆も引き出しの中で眠っている時間が長くなっていました。
まだ十分使えるのに、このまま使われなくなるのは少しもったいない。
そんなことを考えていたとき、「丸付けに使えばいいのでは?」と思いつきました。
赤色じゃないとダメ?
最初は少し迷いました。
「やっぱり丸付けは赤色じゃないと見づらいかな。」
そんな先入観があったからです。
そこで実際に試してみると、まずまず、違和感はそれほど大きくありませんでした。
橙色は赤色よりもやさしい印象がありますし、ピンク色も許容範囲だと感じました。
もちろん、学校で指定されている場合や正式な添削では赤色が適している場面もあるでしょう。
しかし、家庭で行う宿題の丸付けであれば、そこまで色にこだわる必要はないのかもしれません。
子どもたちも特に気にする様子はなく、普段どおり宿題に取り組んでいました。
「使い切る」という満足感
私は、できるだけ物を最後まで使い切りたいと思っています。
もちろん、新しい文房具を買う楽しさもあります。
けれど、家にあるものを工夫して活用できたときには、それとは違った満足感があります。
色鉛筆は、一本一本が短くなるまで使い切る機会は意外と少ないものです。
だからこそ、塗り絵以外にも使い道を見つけられると、「まだ活躍の場があったんだな」と少しうれしくなります。
今回の丸付けも、その一つでした。
宿題が進むたびに色鉛筆が少しずつ短くなっていく様子を見ると、「ちゃんと使い切れている」という小さな達成感があります。
身近な工夫が暮らしを少し楽しくする
今回の工夫は、本当にささいなことです。
丸付けの色を赤から橙色やピンク色に変えただけ。
でも、その小さな変化のおかげで、家に眠っていた色鉛筆を活用できました。
特別な道具を買う必要もなく、捨てる運命にあったものに新しい役割が生まれました。
「あるものを工夫して使う。」
そんな積み重ねは、節約にもつながりますし、物を大切にする気持ちも育ててくれるように思います。
これからも赤色にこだわり過ぎず、家にある文房具を使いながら、楽しく丸付けを続けていこうと思います。


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